祖父江典人 著 『対象関係論の実践』
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A5判280頁 定価:本体3200円+税 発売日 08.5.30 ISBN 978-4-7885-1107-1 |
◆「生」の意味を問う療法へ◆ 軽いうつが「心の風邪」と呼ばれることがありますが、体の風邪への対処法が 色々(初めの悪寒で漢方を? 盛りに熱を出しきる? こじらせて抗生剤?) であるのと同じく、心の病気にもその疾患や症状で対応は様々です。たとえば 摂食障害には、行動の面と心理の面を組み合わせなければ奏効しないように。 ――本書では、今や心理療法の大きな一翼を担う対象関係論の〈考え方〉と 〈処方箋〉を、抑うつ・心的外傷・虐待やいじめといった具体的な「症状」に あわせて説いてゆきます。あくまでも、その場しのぎの対症的キュアでなく、 心の診療・心の看護には欠かせない「その人まるごとのケア」を目指す。 | |
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