『陸軍将校たちの戦後史 』書評が毎日新聞に掲載されました - 2024.04.08
存在論的メディア論
ハイデガーとヴィリリオ
◆書評
2005年2月6日、読売新聞、苅部直氏評
2005年3月5日、図書新聞、本間邦雄氏評
序論 技術と主体化 ハイデガーとヴィリリオ 主体概念の呪縛
第一章 現象学的還元からメディア利用者の〈不安〉へ
導 入 仮想人間 仮想現実と現象学的還元
1 〈後ずさり〉
2 メディア現象学
3 〈現存在〉とその〈存在論的〉〈不安〉
4 〈主体〉から〈現存在〉へ
第二章 〈現存在〉としてのメディア利用者、〈頽落〉の引力としての〈不活性〉
1 〈現存在〉としてのメディア利用者
2 メディア技術のポテンシャルの人間化から脱人間化へ
3 〈現-存在〉から〈速度-存在〉へ、あるいは〈速度-存在〉の〈頽落〉
第三章 〈表象〉の近代から〈現前〉の現代へ
1 〈表象すること〉とギリシア人
2 〈対象〉と〈モノ〉
3 表象的ではないものとしてのメディア技術
4 〈対象〉としてのまなざしの〈現前〉
5 身体残像、あるいは残像身体
第四章 存在の露現としての〈立て組み〉
《存在》と技術 《存在》と《性起》 〈立て-組み〉 〈立て組み〉と〈ロジスティックス〉 自動機械 別の原初
最後に
註
あとがき
文献
索引