
四六判168頁
定価:本体1800円+税
発売日 02.12.05.
ISBN 4-7885-0826-5
◆書評
2003年2月、WEDGE
2003年2月、出版ニュース
2003年2月25日、クロワッサン
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◆あの忘我の時間は何なのか?
小冊子ながら映画の歴史と理論のエッセンスをこれほど緻密に、これほど明快に語った本はあるでしょうか。緻密さは、人が映画を見るとき何を見るのか、その体験の本質をとらえる著者の確かな理論的まなざしから生まれ、明快さは様々に現象するこの体験の本質が常に映画の歴史、個々の作家と作品の特性に即して具体的に語り出されるところに生まれます。20世紀のオペラ<映画>、その神話的創造の意味と転生への類いまれな招待です。著者はパリ第?大学の映画史・芸術史教授。
◆著者の邦訳書(いずれも法政大学出版局)
『ポール・ニザン』川俣 晃自訳、1988.12、本体価格:\3,200
ISBN 4-588-00250-3
『現代芸術の出発』 川俣 晃自訳、1993.3、本体価格:\1,900
ISBN 4-588-00395-X
『エリアス・カネッティ』、川俣 晃自訳、1996.2、本体価格: \3,300
ISBN 4-588-00507-3
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