『発達障害の就労とキャリア発達』、2023年度日本コミュニティ心理学会出版賞受賞 - 2024.03.25
ポール・リクールの哲学
行動の存在論
◆書評
2000年11月8日、京都新聞、遠藤健一氏評
略伝/
序論 懐疑主義と対決して
おくればせの評価/二重に現代的/意見をもつ 概念と体験の間/概要
第1章 哲学する 行動の存在論
1.アポリア的思考スタイル 2.哲学的磁化 3.反省と解釈学 4.破裂した存在論
第2章 行動する 公的空間
1.悲劇的知恵から実践的知恵へ 2.政治的逆説 3.正義から革新へ 4.確信とデモクラシー 5.イデオロギーとユートピア
第3章 物語る 歴史とフィクション
1.時間と物語 2.解釈学的循環からテクスト範列へ 3.ミメーシスの循環 4.再形象化 『他者のような自己自身』
第4章 証しする
1.自己の解釈学 2.証しの動き 3.行動の存在論 4.倫理と存在論
第5章 哲学の境界で 悪の躓きから聖書の「大いなるコード」まで
1.哲学と非哲学 2.悪のアポリア論 3.贈与の経論 4.大いなるコード
結論 善と悪の非対称/非人間性の二つの斜面
書誌