『発達障害の就労とキャリア発達』、2023年度日本コミュニティ心理学会出版賞受賞 - 2024.03.25
現代看護理論
一人ひとりの看護理論のために
* 理論と実践を行き来しながら、看護理論をマスターする。
はじめに――看護学が生まれる
1章 環境と相互作用する
1–1 統計学の意味、回復過程としての病気 (フローレンス・ナイチンゲール)
1–2 生活行為に基づくイギリスの看護 (ローパー―ローガン―ティアニー)
2章 アートとしての看護
2–1 患者のニード (アーネスティン・ウィーデンバック)
2–2 人間の基本的ニーズ (ヴァージニア・ヘンダーソン)
2–3 看護の概念モデル (エヴリン・アダム)
3章 行動システムに基づいた患者理解
3–1 行動システムモデル (ドロシー・ジョンソン)
3–2 適応モデル (シスター・カリスタ・ロイ)
3–3 全人的アプローチとしてのシステムモデル (ベティ・ニューマン)
4章 相互関係としてある
4–1 精神力動的看護 (ヒルデガード・ぺプロウ)
4–2 相互浸透行為からの目標達成理論 (アイモジン・キング)
4–3 看護師=患者間の対人関係 (アイダ・オーランド)
4–4 人間対人間関係 (ジョイス・トラベルビー)
5章 実践を志向する
5–1 アブデラの21の看護問題〜問題の決定から解決まで (フェイ・アブデラ)
5–2 保存モデル (マイラ・レヴァイン)
5–3 ヘルスプロモーションモデル (ノーラ・ペンダー)
6章 全体論とヒューマニティ
6–1 ユニタリ・ヒューマンビーイングズ (マーサ・ロジャーズ)
6–2 健康を生きる人間 (ローズマリー・パースィ)
6–3 拡張する意識としての健康 (マーガレット・ニューマン)
7章 生を支える
7–1 リハビリテーションと自己実現 (リディア・ホール)
7–2 回復のためのセルフケア (ドロセア・オレム)
7–3 ヘルスケアニードとしてのコンフォート (キャサリン・コルカバ)
7–4 モデリングとロールモデリング理論 (エリクソン―トムリン―スウェイン)
8章 倫理知・実践知を生み出す
8–1 ケア・ケアリングと民俗看護学 (マデリン・レイニンガー)
8–2 ケアリング・ヒューマニティ (ジーン・ワトソン)
8–3 現象学的人間論 (パトリシア・ベナー)
9章 役割と人間発達
9–1 母親役割発達 (ラモナ・マーサー)
9–2 環境と母子相互作用による発達 (キャスリン・バーナード)
おわりに――看護学の可能性
事項索引 / 人名索引
■装幀=加藤光太郎