『発達障害の就労とキャリア発達』、2023年度日本コミュニティ心理学会出版賞受賞 - 2024.03.25
容 いれる ゆるす
生命誌年刊号 vol. 96-99
細胞はそれぞれの役割にあった受容体を持ち、必要なものを受けとり外部とつながっている。人間も社会の一員として受容体を働かせながら生きている。生き物の「容」の姿をテーマに、多彩な視点から最新の研究、第一線の科学者たちの歩みを紹介。
※弊社での販売は終了いたしました。
在庫・ご購入のお問い合わせは
JT生命誌研究館「グッズコーナー」・季刊「生命誌」(年刊書籍)
はじめに
Talk 語り合いを通して
◎徳川日本の文明に学ぶ 芳賀徹×中村桂子
◎世界を変える音楽と科学の物語 森悠子×中村桂子
◎物語を伝承する生きもの 岩田誠×中村桂子
◎自然の書をめくり恐竜の「生きる」をたずねる 小林快次×中村桂子
Research 研究を通して
◎互いを受け容れ、共に生きる
Research 01 共生細菌が生み出すゾウムシの硬い外骨格 安佛尚志
Research 02 寄生植物と宿主の根深い関わり 白須賢
◎境界を超えて、情報やものを容れる
Research 01 ホヤの光受容タンパク質から眼の進化を追う 小島慧一
Research 02 液胞へと荷物を運び容れる植物細胞の中のしくみ 上田貴志
◎変容する細胞がからだを支える
Research 01 ニューロンを新天地へ送り出すサブプレートニューロン 丸山千秋
Research 02 組織の秩序を保つ細胞集団運動のしくみ 青木一洋
◎発生と再生で容(かたち)が生まれる
Research 01 後ろ足の位置の多様性を生み出すしくみ 鈴木孝幸
Research 02 イモリの再生と赤血球の不思議な関係 千葉親文
生命誌アーカイブでさらなる広がりを
Scientistlibrary 人を通して
◎現れては消えるカルシウム・シグナルを見つめて 飯野正光
◎分子から脳の科学へ 三品昌美
◎アホウドリと僕の四十二年間 長谷川博
◎生命の源、脂質を追って 清水孝雄
あとがき
生命誌ジャーナル掲載号一覧