(2000.7.10.)
◆医療という哲学〜『病いと人』◆
先日、お世話になっている古書店主のお母さんが亡くなられました。原因は癌でした。自覚が出てからも本人が病院に行きたがらず、発見が遅くなったために、転移が進んでしまったようです。
小渕首相の病状も気になります。
現在、医療システムは我々の身体の一部であり拡張となっています。普通の人ではもはや自分の身体でありながら自分の身体に起こった病気を発見することも出来ないし、もちろん自然治癒に頼ってもいられません。
「病と人」とをつなぐ臨床哲学を導き出したヴァイツゼッカー博士の名著の著作が小社より刊行されました。関係者必携です。
ヴァイツゼッカー博士の著作『ゲシュタルト・クライシス』(みすず書房・品切)は小社刊『オートポイエーシス2000』のブックリストでも紹介されていました。
(2000.4.12.)
◆パラサイトシングル増殖中!◆
2000年2月24日付の朝日新聞に「パラサイトシングル増殖中!」の記事が掲載されていました。山田昌弘助教授もコメントを寄せていました。中でもイラストレーターの渡辺和博さんが「最後の反体制運動、といえると思います。」とおっしゃっていましたが、面白い指摘だと思います。事態はただ若者だけの問題ではないようです。
「家族のリストラクチュアリング」では広い視野から家族の新しい状況を捉えています。一読を。
(2000.2.28.)
◆直接民主政の挑戦◆
住民投票は民主主義における投票行動の誤作動か?
「電子ネットワークが市民を相互に結びつける能力や、市民をインタラクティヴな議論に巻き込む能力によって、直接民主政の射程は大いに広げられてきたのであり、そうした民主政の可能性を革命的に変えたとさえいえるほどである。・・・・・・普通の市民が、彼らにかくも大きな影響を及ぼす公共政策について、どうして議論したり決定したりしてはいけないのか、という問いである」(日本語版への序より)
(2000.1.26.)