書評ファイルから

小社発行の出版物のうち、各誌書評でお取り上げいただいたものを集めてみました。

書籍をお選びになる際の参考に御覧下さいませ。


1999年12月


『親子でみつける「わかる」のしくみ』
99年12月20日(月)朝日新聞「きょういく99」
「「学ぶ」「わかる」楽しさを、あらためて実感しました」と、ご紹介いただきました。

『家族のリストラクチュアリング』
「週刊朝日」99年12月24日号 週刊図書館のページ
「・・・・・・終身雇用制や年功序列がくずれて企業のリストラが迫られているのと同様に、家族にもリストラが必要というのが本書の主張。そういう話は自体はまあまあ聞くが、なんといってもこの本は分析が冴えている」(斎藤美奈子さん)

A・マクロビー「現代英国における女性性の文化変容」
(『カルチュラル・スタディーズとの対話』所収、
花田達朗、吉見俊哉、C・スパークス編・672頁・本体5500円)
『論座』1999年12月号ブックレヴュー「パーティーを読み解く10冊」(上野俊哉氏)
レイヴ、すなわち野外でテクノを中心とした音楽で何日も踊り明かすイベントについてのブック・レヴュー。「つねに若者文化や大衆文化を対象にしてきた英国のカルチュラル・スタディーズにおいてもレイヴ・パーティーは重要視され、とくに若手の研究者たちはドラッグ問題から政治とのかかわりまで含めて論じている。一応は旧世代に属するアンジェラ・マクロビーも若手の女性研究者の仕事を参照しつつ、野外パーティーの文化がそれまでのカルチャーと異なる点を指摘している」
 

1999年11月


『電子メディア時代の多重人格』 (アルケール・ロザンヌ・ストーン著・本体2800円)
「月刊アスキー」99年12月号刊
「近代(モダン・エイジ)の終末は、すでに1960年代の後半から顕在化していた。問題は、そうした終末の先にあるものは何かということだ。最近刊行されたいくつかの本のなかにそうした動きをさぐってみよう」
(『伽藍とバザール』エリック・スティーブン・レイモンド著、山形浩生訳、光芒社刊、1800円
ISBN4-89542-168-6とともに紹介されました。粉川哲夫氏評)

「大きな海に戻った友よ」平川祐弘氏
99年11月16日付朝日新聞夕刊
鶴田欣也氏への追悼文

『オランウータンとともに』 (ビルーテ・ガルティカス著・上下各本体3200円)
「シンラ」1999年12月号 シンラレポート「「森のヒト」の母になって28年 ガルティカス博士の愛ある闘い」
写真マイケル・ターコ、文 シンラ編集部
ガルティカス博士に抱っこされた、リハビリ中のオランウータンの子の写真が印象的なレポートです。
マイケル・ターコ氏のホームページ
http://www.naturefirstpictures.techcomm.net

『映画監督 溝口健二』(四方田犬彦編・本体4200円)
『論座』1999年12月号 ブックレヴュー「日本映画を読み解く10冊」
そのうちの1冊として『映画監督 溝口健二』(四方田犬彦編、本体4200円)を「今後の日本映画史の方向を示すもの」(四方田犬彦氏評)とご紹介いただきました。


 

1999年10月


『食べることの社会学』(デボラ・ラプトン著・本体3200円)
『論座』1999年10月号
「本書は、何を食べるかの選択や食の好みといった主観的で身体的な経験が、どこまで文化社会的に構築され、介入されているのかを探求しており、「食」に対する新たな視点を提供してくれている。その結果、本書は社会学のみならず、栄養学や社会生物学、心理学や文化人類学などに興味のある人にとって多くの刺激を含んだ多彩な内容の一冊となっていると言えるだろう」(田森雅一氏評)

家族のリストラクチュアリング』(山田昌弘著・本体2000円)
1999年10月16日(土)付日本経済新聞夕刊家庭欄掲載
「悩む専業主婦 手厚い育児リストラの時代」育児ストレスにつぶれそうになっている一部の専業主婦に関する記事です。これを山田昌弘先生は「高度成長期からの子育てのあり方が限界に来ている」ととらえ、育児にどんな再構築策があるかを語っています。

中村雄二郎氏インタビュー
1999年10月18日朝日新聞夕刊「テーブルトーク」欄に掲載
『対話的思考』(小社刊)、『死と生のレッスン』『哲学の五十年』(青土社刊)と続けて本を出した中村雄二郎氏へのインタヴューが掲載されました。「今回の三冊がベースになって新しい展開があり、さらに何かが見えてきた感じです」

       

1999年9月


『対話的思考』(中村雄二郎著・本体3200円) 1999年9月22日(水)付聖教新聞書評
「質の高い対談には掛け算の妙味がああるものだ。両対談者が互いの言葉に刺激され、化学変化にも似た劇的な 思索の深まりを見せるのだ。本書には、そうした幸福な瞬間がたっぷりと詰め込まれている」

『子規の近代』(秋尾 敏著・本体2800円) 1999年9月19日(日)付京都新聞書評 同記事10月3日信濃毎日新聞掲載
「本書は、子規自身の意識と文学をめぐる当時の情勢を絡み合わせながら、子規と俳句と近代との関係を 掘りさげる。素っ気ない文学史の記述になりかねない内容だが、子規という人物を得て生き生きと記述されている」(評者 岸本尚毅氏)

『子規の近代』(秋尾 敏著・本体2800円)  1999年9月26日(日)付讀賣新聞書評
明治21年に俳句決闘事件なるものがあった。それは、芭蕉の句の解釈をめぐっての決闘で、高崎俳諧改良会員が「句意を誤解した」新潟県俳句愛好家へ決闘状を送った、というものである。句の解釈で決闘するとはさすが文芸国家日本であるが、この記述は本書のエピソードのひとつで、著者は、子規を生み出した明治俳壇のエネルギーをさぐろうとしている。江戸の俳諧を文学として再生させたのは子規の功績であるが、子規ひとりに力があったわけではない。子規が本郷真砂町の常盤会宿舎で俳諧革新運動をはじめたころは、月並の俗調からぬけ出られなかった。そのころ威勢がよかったのは、紅葉・美妙を中心とする「我楽多文庫」組であり、子規一派は田舎出の泥くさい集団であった。子規は、弟子筋にあたる古白・碧梧桐・虚子の破格の句に刺激されて自己の視線を変革させていく。また、子規によって激しく否定された旧派の月並俳句もなみなみならぬ力を持っていた。子規が直面したのは芭蕉の克服であり、と同時に西欧文学との融合であった。・・・・・・明治時代は点取俳句の黄金期であり、俳句誌も多く、ニューメディアとなった新聞の俳句欄が俳句人口を増加させ、読者もまた力をつけていった。子規にとっての新風は、日常の目で日常の自分を語ることであり、それが言文一致という格闘であったのだ。子規が生きた時代の風を斬新な視点でさらった力作である(嵐山光三郎氏評)
本文は1999年9月26日(日)付讀賣新聞書評より引用させていただきました。

『子規の近代』 1999年 9月 5日付新潟日報

『ある言語天才の頭脳』 1999年9月号 英語教育

『ある言語天才の頭脳』 1999年9月号 言語

『ヒトはいかにして人となったか』 1999年9月号サイアス


1999年8月


『躁うつ病を生きる』 1999年 8月 7日付聖教新聞

『感性のことばを研究する』 1999年 8月 5日 付 東京新聞夕刊特集

『創造された古典』 1999年 8月 1日付朝日新聞

『オランウータンとともに』 1999年 8月 1日付 日本経済新聞

『中国民衆の欲望のゆくえ』 1999年8月下号出版ニュース

『躁うつ病を生きる』  1999年8月号 精神療法


1999年7月


『動物のこころを探る』 1999年 7月 25日付 西日本新聞

『越境者が読んだ近代日本文学』  1999年 7月 26日付 公明新聞

『越境者が読んだ近代日本文学』 1999年7月号 波

『本が死ぬところ暴力が生まれる』 1999年7月号 月刊百科

『越境者が読んだ近代日本文学』 1999年 7月 4日付 読売新聞
「テキストを丁寧に読み解きつつ、作者の深層心理や作者を取り囲む文化の本質にせまっていくという分析方法で書かれている。 こういう手法をニュークリティシズムというのだろうか。 はっとする発見があって面白い」(広岡守穂氏評)

『越境者が読んだ近代日本文学』  1999年 7月 4日付 毎日新聞 

『越境者が読んだ近代日本文学』  1999年 7月 11日付 日本経済新聞

『創造された古典』  1999年7月上号 出版ニュース

『オランウータンとともに』 1999年 7月 18日付 読売新聞
「われわれ自身の生き方を深く考えさせられる書物」(養老孟司氏評)

『賢治鳥類学』  1999年 7月 4日付 岩手日報


1999年6月


『創造された古典』 1999年 6月 17日号週刊新潮

『愛と性のメルヒェン』 1999年 6月 13日号 サンデー毎日

『癒しとしての笑い』 1999年 6月 20日付東京新聞

『過去と闘う国々』 1999年 6月 6日付 京都新聞

『創造された古典』 1999年 6月 6日付 毎日新聞
「本書はたんに『創られた伝統』の日本文学版にとどまらない。新たな批評の水平を示したのが最大の魅力である」(張 競氏評)

『創造された古典』 1999年 6月 7日付四国新聞

『ヒトはいかにして人となったか』  1999年6月中号 出版ニュース

『ある言語天才の頭脳』 1999年6月下号 出版ニュース

『単一民族神話の起源』 1999年6月7日・14日号 Japan Mail Media

『<日本人>の境界』  1999年 6月 7日号 Japan Mail Media

『過去と闘う国々』  1999年 6月 23日付聖教新聞

『越境者が読んだ近代日本文学』  1999年 6月 20日付 信濃毎日新聞

『癒しとしての笑い』 1999年6月中号 出版ニュース

『カルチュラル・スタディーズとの対話』 1999年 6月 18日号週刊読書人

『創造された古典』 1999年 6月 20日付 日本経済新聞

『ヒトはいかにして人となったか』  1999年 6月 20日付 朝日新聞

『癒しとしての笑い』  1999年 6月 20日付 東京新聞


1999年5月


『癒しとしての笑い』 1999年 5月 30日付読売新聞
「重たい現実を観点を変えて軽いものにしてみせる。それゆえ、著者バーガーによれば、ユーモアとは魔術なのである」(野矢茂樹氏評)

『過去と闘う国々』 1999年 5月 9日付 サンデー毎日

『食べることの社会学』  1999年 5月 2日付 東京新聞

『食べることの社会学』  1999年 4月 9日付 グルメジャーナル

『男であることの困難』 1999年 5月 13日付 週刊文春

『過去と闘う国々』  1999年 5月 21日付 週刊朝日

『過去と闘う国々』  1999年 5月 21日付週刊読書人

『カルチュラル・スタディーズとの対話』  1999年 5月 21日付出版ダイジェスト

『食べることの社会学』  1999年5月中下号 出版ニュース

『過去と闘う国々』 1999年 5月 1日付図書新聞


1999年4月


『過去と闘う国々』  1999年 4月 25日付日本経済新聞
「人間を通じて各国の現代史を語り,歴史を克服するために何が必要かを考えさせる好著」(脇 祐三氏評)

『過去と闘う国々』  1999年 4月 11日付 東京新聞
「ぜひとも薦めたい好著」(岩崎 稔氏評)

『躁うつ病を生きる』  1999年 4月 9日号 毎日ライフ

『出産の歴史人類学』 1999年 4月 9日号神道宗教

『越境者が読んだ近代日本文学』  1999年 4月 9日付 国文学

『本が死ぬところ暴力が生まれる』 1999年 4月 9日号 生活指導

『本が死ぬところ暴力が生まれる』  1999年4月号 望星

『<日本人>の境界』 1999年4月付 沖縄タイムス 特集


1999年3月


『本が死ぬところ暴力が生まれる』  1999年 3月 20日付 季刊トップ
「著者のいうような豊かな口承段階の必要性は,いま子育てをしている人たちにとって,大切な指摘であろう。この書物は未来社会への重要な警告とみなすことができる」(養老孟司氏評)

『ユングという名の<神>』  1999年 3月 7日付北海道新聞

『本が死ぬところ暴力が生まれる』  1999年 3月 5日付 ウィークリー出版情報

『<日本人>の境界』  1999年 3月 6日付読売新聞夕刊特集

『躁うつ病を生きる』 1999年 3月 1日付 Woman’s EYE


1999年2月


『スプリット』 1999年 2月 18日付朝日新聞 特集

『愛と性のメルヒェン』  1999年 2月 14日付 南日本新聞

『躁うつ病を生きる』 1999年2月号 日経メディカル


1999年1月


『方法としてのフィールドノート』  1999年 1月 22日付週刊読書人

『愛と性のメルヒェン』 1999年 1月 18日付山形新聞
「あくまで「愛と性」に焦点をあてて考察している。そこがこの本のユニークな点である。…丁寧な注釈もあり、グリムの読者、研究者たちの興味を引く1冊」

『愛と性のメルヒェン』  1999年 1月 10日付中國新聞


     

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