犯罪捜査の心理学 (単行本)

凶悪犯の心理と行動に迫るプロファイリングの最先端

単行本
著者 越智 啓太
ジャンル ワードマップ
心理学・認知科学・臨床 > 社会・産業・犯罪
シリーズ ワードマップ
出版年月日 2015/12/01
ISBN 9784788514416
判型・ページ数 4-6・224ページ
定価 2,530円(本体2,300円+税)
在庫 品切れ・重版未定
フォーマット 価格
単行本 定価2,530円
(本体2,300円+税)
電子版 定価2,530円
(本体2,300円+税)
理解しがたい凶悪犯はいったいどんな人間か。なぜそのような事件が起こるのか。犯人像を推定し検挙するための最新の科学的手法を網羅し,連続殺人,テロリズム,放火,レイプ,ストーキングなど実際の事件を引きつつ,犯行に至る心理や行動を解説。
ワードマップ 犯罪捜査の心理学――目次

はじめに

第Ⅰ部 犯罪捜査の心理学
 犯罪心理学  犯罪者の心理はどのように研究されているか
 捜査心理学  心理学を使って犯罪捜査を支援する
 プロファイリングの誕生  どのようにして誕生したのか
 FBI方式のプロファイリング  連続殺人犯の犯人像を推定する
 リヴァプール方式のプロファイリング  最先端の統計学で犯罪捜査を支援する
 犯行テーマ分析  なぜ犯人はその手口を使用するのか
 プロファイリングのための統計解析  統計学を駆使して犯人像を推定する手法
 リンク分析  どの犯罪が同一犯によって行われたのかを推定する
 地理的プロファイリング  犯人の居住地と次の犯行地点を推測する
 動作・行動からのウソの見破り  ノンバーバルコミュニケーションでウソは見破れるか
 ポリグラフ検査  生理反応で犯人を選別するテクノロジー
 中枢神経系の指標を用いた虚偽検出  脳から犯人を識別するテクノロジー
 目撃者の証言  目撃者の記憶はじつは脆弱である
 子ども・高齢者の目撃証言  子どもと高齢者から正確な目撃証言を聴取するために
 似顔絵/モンタージュ写真/面割り  目撃者の見た犯人の顔を再現するための技術
 取調べ  犯人を自供させるためのコミュニケーション技術
 人質交渉  人質を安全に解放し犯人を殺さずに確保する技術

第Ⅱ部 凶悪犯の人格と行動パターン
 連続殺人  連続殺人犯の動機と行動、プロファイリング
 幻覚型連続殺人  妄想が引き起こす連続殺人
 使命型連続殺人  信念が引き起こす連続殺人
 快楽型連続殺人  なぜ性欲が連続殺人を引き起こすのか
 黒い未亡人型連続殺人  伝統的で代表的な女性の連続殺人
 死の天使型連続殺人 なぜナースが患者を殺すのか
 大量殺人 なぜ、全員殺してやると考えるのか
 テロリズム  その殺人に大義はあるか
 放 火  住宅街を恐怖に陥れる凶悪犯罪
 レイプ  レイプ犯の動機は本当に性欲なのか
 子どもに対する性犯罪  なぜ彼らは子どもを狙うのか
 ストーキング  被害者を守るためにストーカーの行動を分析する
 ドメスティックバイオレンス/デートバイオレンス  なぜ暴力から逃れることができないのか
 強 盗  犯人はなぜその店に押し入るのか

人名索引
事項索引

■装幀=加藤光太郎

同じジャンルの商品

SHOPPING ご注文

定価2,530円
(本体2,300円+税)

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
  • webマガジン クラルス

  • 新曜社通信

  • 質的心理学研究シリーズ

  • 『心理学ワールド』のご案内

  • GRIP関連資料

  • 自己の科学は可能か

お知らせ

もっと見る

お知らせ

『発達障害の就労とキャリア発達』、2023年度日本コミュニティ心理学会出版賞受賞 - 2024.03.25

書評・メディア

『生ける死者の震災霊性論』が読売新聞で紹介されました - 2024.03.08

イベント

4/21(日)オンライン講座:脳・身体・ナラティブから見る「自己の科学」 - 2024.02.27

お知らせ

Web連載『自己の科学は可能か』出版記念シンポジウムの現場から(1/23公開) - 2024.01.23

イベント

『自己の科学は可能か』刊行記念シンポジウム開催(終了) - 2023.12.22

お知らせ

烏谷昌幸 著『シンボル化の政治学』が第41回政治研究櫻田會奨励賞を受賞しました - 2023.12.22

書評・メディア

『災害の記憶を解きほぐす』書評が『小説新潮』本の森コーナーに掲載されました - 2023.12.15

お知らせ

受賞のお知らせ 清水亮著『「予科練」戦友会の社会学』 - 2023.09.22

お知らせ

『「予科練」戦友会の社会学』が日本社会学会第22回奨励賞〈著書の部〉を受賞 - 2023.09.22

イベント

9/17日本心理学会第87回大会企画シンポジウム[IS-019]来場者特典 - 2023.09.07

イベント

11/19オンライン講座:認定心理士のキャリア発達とは? - 2023.09.07

イベント

10/8オンライン講座:親の声、子どもの声、社会の視点から考える 離婚の心理支援 - 2023.08.31

書評・メディア

『細胞はどう身体をつくったか』の自著紹介が『日本農業新聞』に掲載されました - 2023.07.20

お知らせ

『社会学で読み解く文化遺産』が2023年度観光学術学会「教育・啓蒙著作賞」を受賞 - 2023.07.12

書評・メディア

『災害の記憶を解きほぐす』書評が『神戸新聞』に掲載されました - 2023.06.15

書評・メディア

『6歳と3歳のおまけシール騒動』書評が朝日新聞に掲載されました - 2023.06.12

書評・メディア

『「英語脳」vs.「日本語脳」』書評が『 英語教育』に掲載されました - 2023.06.09

書評・メディア

『「英語脳」vs.「日本語脳」』書評が掲載されました - 2023.06.09

イベント

ご案内 本屋B&B 『2ちゃん化する世界』関連イベント - 2023.06.06

お知らせ

秋田喜美著『オノマトペの認知科学』、宮地裕日本語研究基金学術奨励賞 受賞 - 2023.06.02

書評・メディア

『災害の記憶を解きほぐす』が『毎日新聞』で紹介されました - 2023.05.11

書評・メディア

『2ちゃん化する世界』書評が『世界』6月号に掲載されました - 2023.05.09

書評・メディア

『残留兵士の群像』が日刊ゲンダイDIGITALで紹介されました - 2023.04.27

書評・メディア

『6歳と3歳のおまけシール騒動』書評が毎日新聞に掲載されました - 2023.04.25

書評・メディア

『2ちゃん化する世界』が埼玉新聞で紹介されました - 2023.04.24

書評・メディア

『離婚を経験する親子を支える心理教育プログラムFAIT』汐見稔幸先生の書評を掲載 - 2023.04.20

お知らせ

『質的心理学研究 第22号』掲載の論文取り下げについて - 2023.04.18

書評・メディア

『災害の記憶を解きほぐす』が「読売新聞」で紹介されました - 2023.04.12

書評・メディア

『6歳と3歳のおまけシール騒動』がサンデー毎日で紹介されました - 2023.04.10

書評・メディア

『6歳と3歳のおまけシール騒動』書評が日本経済新聞に掲載されました - 2023.04.10

書評・メディア

『6歳と3歳のおまけシール騒動』が週刊文春「文春図書館」コーナーで紹介されました - 2023.04.06