魂の殺人 新装版

親は子どもに何をしたか

著者 A. ミラー
山下 公子
ジャンル 子ども・家庭・教育・学校
出版年月日 2013/01/20
ISBN 9784788513204
判型・ページ数 4-6・400ページ
定価 3,080円(本体2,800円+税)
在庫 在庫あり
独裁者ヒトラー,少女娼婦クリスティアーネ,殺人鬼バルチュが語った恐るべき子ども時代。過酷な体罰,虐待,いじめによって子どもの魂を破壊する「闇教育」と,憎しみの連鎖を根絶するためには? 教育の暴力性と非人間性を暴いた衝撃の名著が甦る。

◆書評
1993年8月、DIY
1997年9月、教育技術・小5、やまだしゅんじ氏評
1997年10月4日付、読売新聞
1997年10月22日付、朝日新聞、山口正介氏評
1998年8月、おやこくらぶ、河合洋氏評
2000年6月8日付、新文化
2001年4月1日付、読売新聞、坂上香氏評
2001年autumn、BOOK CLUB KAI Vol.46
2012年10月21日、読売新聞、國分功一郎氏
魂の殺人─目次

まえがき

生命力の迫害としての教育
いわゆる闇教育
はじめに
憎悪の巣窟(二つの世紀間に書かれた教育書)
総括
いと聖き教育の価
「闇教育」の中心機能、分離と投射

「光の教育」はあるか?
穏やかな暴力
教育者――子どもたちではなく――が教育学がを必要としている

沈黙の劇の終幕――世は驚き騒ぐ
はじめに

自己自身に対する殲滅戦
報いなき思春期
麻薬による自己探求と自己破壊(クリスティアーネ・Fの半生)
馬鹿げたふるまいの陰の隠された論理

アドルフ・ヒットラーの子ども時代――隠された残虐からあからさまな残虐へ――
はじめに
父――その運命そして息子とのつながり
母――その家庭内での地位とアドルフの生涯に果たした役割
総括

ユルゲン・バルチュ――その終わりから見た一つの生命――
「晴天の霹靂?」
殺人は殺人者の子ども時代について何を語るか?
沈黙の壁

この章の終わり

恐れ、憤り、そして悲しみ――ただ後ろめたさは抜きで――和解への道

わざとしたわけではなくとも無慈悲な行いは痛みをもたらす

シルヴィア・プラスと苦悩の禁止

押し殺された憤怒

知る許可

あとがき

訳者あとがき
参考文献
新装版 訳者あとがき

  装幀=鈴木敬子

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