『発達障害の就労とキャリア発達』、2023年度日本コミュニティ心理学会出版賞受賞 - 2024.03.25
経験のための戦い
情報の生態学から情報の社会哲学へ
著者 | E. リード 著 菅野 盾樹 訳 |
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ジャンル | 心理学・認知科学・臨床 > 教養・読みもの |
出版年月日 | 2010/03/31 |
ISBN | 9784788511910 |
判型・ページ数 | 4-6・274ページ |
定価 | 3,080円(本体2,800円+税) |
在庫 | 在庫あり |
◆書評
2009年10月5日、無明舎新聞
序章 経験のための抗弁
第1章 あなたはこれまで経験を経験したことがあるか
――哲学は実在世界に直面する
現実世界から遊離した哲学者たち/経験を救うためのプラグマティックな試み
第2章 経験の哲学を探究する
デューイの自由の哲学/人間性とその鏡/進歩への展望
第3章 不確実性の恐怖と経験からの逃走
邪悪な霊/心の機械加工/現実の脅威
第4章 現代の職場における経験の衰退
お神籤入りクッキー工場にて/引き裂かれた生活、断片化された労働/
労働の機械化
第5章 経験を共有する
世界に触れつづけること/世界に門戸を開くこと/ポスト・モダニストはなぜ寝そべってテレビ視聴に耽るのか
第6章 経験と生活への愛
行いはどうして行われるのか/エロティックな経験/経験を育むこと/すべての経験は同等につくられるのか?
第7章 経験と希望の誕生
取引という経験/〈ほんもの〉を超えて/経験の成長/経験を評価すること、民主主義を評価すること/希望
終章 経験のための戦い
解説をかねた訳者あとがき
文献案内
索引
装幀 桂川 潤
THE NECESSITY OF EXPERIENCE Yale University Press,1996