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P.バニスター、E.バーマン、I.パーカー、M.テイラー、C.ティンダール 著
五十嵐靖博・河野哲也 監訳 田辺肇・金丸隆太 訳

『質的心理学研究法入門』
――――リフレキシビティの視点


A5判272頁・定価2940円

定価:本体2800円+税

発売日 08.9.22

ISBN 978-4-7885-1128-6



目次*
1章 質的研究
2章 観察
3章 エスノグラフィー
4章 インタビュー
5章 パーソナル・コンストラクト・アプローチ
6章 ディスコース分析
7章 アクションリサーチ
8章 フェミニスト研究
9章 評価の問題
10章 レポートの執筆

QUALITATIVE METHODS IN PSYCHOLOGY,1st edition by Peter Banister,Erica Burman,Ian Parker,Maye Taylor and Carol Tindall (c)1994 Open University Press UK Limited


◆質的研究のための実践的ハンドブック◆

心理学を現実の問題に役立てる方法として、質的研究法への関心がとみに高ま っています。質的研究法についてはすでにさまざまな本がありますが、本書の 第一の特色は、今大きな関心を呼んでいる、研究に際しての研究者自身のあり 方とその影響=リフレキシビティについて、十分に解説されているところにあ ります。その上で、観察、エスノグラフィー、インタビュー、ディスコース分 析、アクションリサーチなど代表的な方法を取り上げ、概略、研究の実例、長 所と短所を懇切かつ具体的に解説しています。英米では、実際にこれらの方法 を使って研究を始めようとする学生、研究者にとって座右の書となっています。

イギリスの質的研究と批判心理学 あとがきにかえて
「ある日、友人宅のバスルームでふと目にした子ども用歯磨きチューブの指示書きを読んで、医療を規制する権力や家庭での子どもの養育に向けられた管理の眼差しを感じて胸を衝かれ(第6章)、公営企業の民営化やリストラの懸念の高まりという状況下で職務のあり方に不満をもつサラリーマンの話を聴いて、その人の心(主観性)のあり方を感じとる(第5章)。またイングランドのプロサッカーチーム、ウェストハム・ユナイテッドのサポーターが悪名高いフーリガンだと噂されるのを耳にしてその理由を知りたいと思い(第3章)、コミュニティセンターで余暇を楽しむ若者のあいだで女性差別がおきて若い女性がハラスメントを受け、娯楽施設の利用を妨げられているのを目の当たりにする(第7章)
本書の出発点にあるのは、日常生活のなかでイギリスの心理学者たちが経験した出来事である。本書の著者はこうした出来事を見聞きしてその原因や影響を詳しく理解したいと思いたち、リサーチクエスチョンが生まれた。このような研究を行うために役立つ、さまざまな質的研究の方法を本書は紹介している。・・・・・・・」

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