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八木宏美 著

『違和感のイタリア』
――人文学的観察記


四六判304頁

定価:本体2700円+税

発売日 08.9.1

ISBN 978-4-7885-1123-1

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◆原点を知ってこそ、理解は生まれる◆

日本の格差社会化が懸念されていますが、格差・不平等はなくすべきだ、という感覚がわれわれにはあります。イタリアにも厳然たる格差が存在しますが、人びとは、むしろそれが現実であるからこそ、各自が達成感や幸福を追い求めるのだと感じているようです。イタリア生活30年のあらゆる場面で日本人としての「当たり前」を根底からゆさぶられた著者は、その違和感のもとをたずねてイタリア近現代史をひもとき、また市民生活からマフィアまで、社会をつぶさに観察して、イタリア人の考え方の原点を探究してゆきます。「30年住んで消えない違和感もある」と語る著者の複眼的な観察にこそ、他文化理解の可能性をみることができます。イタリアを知り、翻って日本を考える一冊。

違和感のイタリア 目次

◆Japan-Italy Business Online 『違和感のイタリア』−人文学的観察記 発行に寄せて

◆著者新刊『しがらみ社会の人間力』


◆書評

2008年10月26日、産経新聞、許光俊氏評

2008年11月7日、週刊朝日、根井雅弘氏評

2008年11月9日、徳島新聞

2008年11月16日、読売新聞

2008年12月28日、読売新聞、本村凌二氏評

2012年1月21日、朝日新聞

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*目次
まえがき
序 章 イタリアとの出会い
第1章 教育を受けない自由
第2章 人文学とは何か
第3章 カトリック教と地域コミュニティ
第4章 封建領主をめざしたブルジョワたち
第5章 愛国心とフィアットで育ったイタリア市民
第6章 イタリア最後の王 ジャンニ・アニェッリ
第7章 ムッソリーニとファシズム
第8章 戦争とレジスタンスの後遺症
第9章 マフィアと談合
あとがき
 参考文献