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メルヴィン・グッデイル&デイヴィッド・ミルナー 著
鈴木光太郎・工藤信雄 訳

『もうひとつの視覚』
――〈見えない視覚〉はどのように発見されたか


A5208頁+カラー8頁

定価:本体2500円+税

発売日 08.4.20

ISBN 978-4-7885-1103-3

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◆発見された、二つめの視覚システム◆

事故によって視覚を失ってしまった脳損傷患者、DF。しかし彼女は、ものをつかむことができ、また山道を苦もなく歩くことができるなど、常識ではとても理解できない能力をもっていました。彼女を仔細に調べた著者たちは、驚くべき結論に達します。彼女は視覚を失っていましたが、意識されない「もう一つの視覚」があり、それは損傷されていなかった――。

この研究は『ネイチャー』に発表されるや、大反響を巻き起こしました。「二つの視覚システム」があるということを完全に裏づける研究だったからです。本書は、私たちの視覚システムの驚くべき事実を教えてくれるだけでなく、科学の営みが、偶然や日常的な逸話を形あるものにしてゆく観察と洞察、知恵と根気の営みでもあることを伝えてくれる、とびきりの科学読み物です。


書評

2008年1月7日、日経サイエンス、森山和道氏評

2008年6月29日、毎日新聞、海部宣男氏評

2008年7月、Nursing Today

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◆目次
第1章 痛ましい事故
第2章 見えないのにできる
第3章 行為のための視覚が機能しないとき
第4章 視覚の起源――モジュールからモデルへ
第5章 経路のなかはどうなっているか?
第6章 なぜ二つのシステムが必要なのか?
第7章 知覚・行為・意識
第8章 DFの日常――その後の15年