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佐藤成基 著
『ナショナル・アイデンティティと領土』
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08.3.28 978-4-7885-1098-2
目 次 |
A5 438頁 定価4410円 |
◆国家の自己理解を読み解く◆ ナチス犯罪に比べ、ドイツが経験した戦争被害の側面は意外と知られていま せん。ドイツは第二次大戦敗戦により、ポーランドとの間で領土の四分の一を 失い、一四〇〇万人が強制的に追放され、移住過程で一五〇万人が死亡したと いわれています。歴史にねざす広大な領土の喪失は、国家のアイデンティティ を揺るがす大事件でした。この事実を受け止めるための新しいナショナル・ア イデンティティを創出しようと国論を二分する論争が続きましたが、なんとか 「放棄」へと至ります。本書はドイツ言論界の苦闘から、領土と国家の自己理 解との緊密な関係を読み解き、ナショナリズム研究に新局面を切り開く力作で す。日本の北方領土を考察した補論も必見。 |