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小谷野 敦
『リアリズムの擁護』
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08.3.14 978-4-7885-1090-6
目 次 |
四六 224頁 定価1995円(税込) |
◆『蒲団』は「もてない男」の小説か?◆ 現代において、「自然主義・私小説・純文学」と言えば、文学の衰退の元凶、 つまらなさの代名詞になった感があります。なかでも田山花袋の『蒲団』は、 「もてない男」を描いた小説として、冷笑の対象でしかありません。しかし、 ほんとうにそうでしょうか。この風潮に対して、小谷野敦は敢然と立ちあがり、 新資料と緻密な読みに基づいて『蒲団』を再評価し、私小説、さらにはリアリ ズム小説の擁護を主張します。さらには返す刀で、文壇の大御所・大岡昇平批 判にまでいたります。そのほか、司馬遼太郎、江戸川乱歩、谷崎潤一郎、川上 弘美などを論じて、小谷野節全開です。ご期待下さい。 |