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前田泰樹・水川喜文・岡田光弘 編著

『ワードマップエスノメソドロジー』
――人びとの実践から学ぶ


四六判328頁

定価:本体2400円+税

発売日 07.08.03

ISBN 978-4-7885-1062-3

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◆いまここにある社会秩序の探求のために

日々あたりまえに行なっていることは、なかなか自覚されることがありません。エスノメソドロジーは、人びとが日常を作りあげていく方法を調べることを通じて、社会の理解に迫ろうとする社会学の研究方法のひとつです。ともすれば人びとの主観を明らかにする手法だと見なされたり、差別批判の方法論だと誤解されがちですが、近年は認知科学、情報工学、言語学、教育学など、幅広い分野に結びつく成果をあげています。多彩な研究実例を紹介しつつ、難解と思われがちなこの方法論を初心者向けに解きほぐし、「人びとのやり方」を細やかに描きとるための〈構え〉を示す、待望の入門書です。

EMCA研究会

エスノメソドロジー・会話分析研究会(Ethonomethodlogy and Conversation Analysis)。著者の先生、所属の研究会。

◆書評

2007年10月26日、週刊読書人、山田富秋氏評

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◆目 次◆
T エスノメソドロジーのアイデア--実践に学ぶ
第1章 エスノメソドロジーのアイデア
U エスノメソドロジーの論理--なぜ実践に着目しなければならないか
第2章 行為を理解するとはどのようなことか
第3章 秩序があるとはどのようなことか
第4章 合理的であるとはどのようなことか
第5章 規範があるとはどのようなことか
V エスノメソドロジーの記述--実践の記述に向けて
第6章 会話をする
第7章 会話における実践
第8章 ワークの実践
第9章 実践における理解
小論 EMにおける実践理解の意味とその先にあるもの


◆本文紹介◆
日常会話からはじまって、テレビでCMを見る、教室で学ぶ(/教える)、病院で診察を受ける(/診察する)、実験室で科学実験をする、法廷で評決を行うといったさまざまな実践にいたるまで、そこに参加している人たちは、実際に何らかの方法論を用いて、それぞれの実践を行っているはずだ。だったら、その「人びとの方法論」を研究して、実際にその方法論をとおして、さまざまな実践をみてみよう。つまり、エスノメソドロジーとは、それぞれの実践に参加している人びと(メンバー)が使っている「人びとの方法論」の名前であると同時に、それをとおして実践を記述する研究の名前なのです。(「はじめに」より)

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