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ローベルト・クルツ 著/渡辺一男 訳
『資本主義黒書』〈下〉
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07.07.10 978-4-7885-1059-3
【目 次】 |
A5 368頁 定価4620円(税込) |
◆資本主義の終末絵図を活写!◆ 暗黒の時代と見られていた中世は、いまでは考えられないほど豊かな社会であった! それが、資本主義=市場経済の導入によって、貧乏人はますます貧しくなり、(一握りの)金持はますます豊かになる、「自由な」社会になりました。この矛盾を、著者は資本主義の三百年の歴史をたどることで明らかにしようとします。そこではホッブズ、マンデヴィルから、スミス、ベンサム、マルサスなどの資本主義の立役者が批判されるのは当然として、カントやルソーなどの啓蒙主義者からサド、さらにはグラムシ、レーニン、マルクスなどの社会主義者までが、こてんぱんに断罪されます。そして下巻では、二〇世紀後半の新自由主義的終末図が活写されます。微笑の全体主義に抗するには、思想のラディカリズムしかないことを、鮮やかに示した力作と言えましょう。 |