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ローベルト・クルツ 著/渡辺一男 訳

『資本主義黒書』〈下〉
――市場経済との訣別


A5判368頁

定価:本体4400円+税

発売日 07.07.10

ISBN 978-4-7885-1059-3

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◆資本主義の終末絵図を活写!◆

暗黒の時代と見られていた中世は、いまでは考えられないほど豊かな社会であった! それが、資本主義=市場経済の導入によって、貧乏人はますます貧しくなり、(一握りの)金持はますます豊かになる、「自由な」社会になりました。この矛盾を、著者は資本主義の三百年の歴史をたどることで明らかにしようとします。そこではホッブズ、マンデヴィルから、スミス、ベンサム、マルサスなどの資本主義の立役者が批判されるのは当然として、カントやルソーなどの啓蒙主義者からサド、さらにはグラムシ、レーニン、マルクスなどの社会主義者までが、こてんぱんに断罪されます。そして下巻では、二〇世紀後半の新自由主義的終末図が活写されます。微笑の全体主義に抗するには、思想のラディカリズムしかないことを、鮮やかに示した力作と言えましょう。

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◆書評

2007年8月12日、読売新聞、佐藤卓巳氏評

2007年9月2日、朝日新聞、高橋伸彰氏評

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【目 次】
【下 巻】
第七章 全体主義的な世界市場=民主主義=体制
第八章 第三次産業革命の歴史
エピローグ
引用文献
索引

【上 巻】
プロローグ
第一章 近代化と大衆貧困
第二章 全体競争の黒いユートピア
第三章 第一次産業革命の歴史
第四章 国民帝国体制
第五章 世界の生物化
第六章 第二次産業革命の歴史
引用文献
索引


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