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やまだようこ 著


喪失の語り
――生成のライフストーリー
著作集第8巻


A5判336頁

定価:本体4300円+税

07.3.25

978-4-7885-1044-9

◆うしなうことと生きること◆
 人生とは、失うことの連続なのかもしれません。いまは「ない」かけがえのない人の死、そして自分が生きていること、その意味をことばにしようとするとき物語が生まれます。喪失と語りは必然的に結ばれており、不在の語り、喪失の語りは、ことばの中核をなしているとも言えるでしょう。「喪失の語り」の探究は、著者自身を「ことばとは何か?」というより大きな問いに向かわせました。そして、それは著者の最初期の研究にも内在していた問いだったのです。

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【目 次】
1章 喪失と語りのパッチワーク
2章 死にゆく語り――死者の物語を継ぐ
3章 喪失から生成への物語
   ――F1ヒーローの死とファンの人生
4章 人は死者から何を学ぶか
   ――震災における「友人の死」の語り
5章 喪失の語り直し
   ――震災における「友人の死」の意味の再構成
6章 なぜ生死の境界で天気が語られるか
7章 生死のはざまと天空の語り
   ――研究の生成継承性
8章 グラウンド・ゼロにおける追悼の語り
9章 墓地の家族ライフストーリー
   ――19世紀末と現代のイギリス家族墓碑
10章 いない母のイメージと人生の物語
おわりに 生きることと研究すること