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鳥越皓之・嘉田由紀子
陣内秀信・沖大幹編
ミツカン水の文化センター 企画


『里川の可能性』
――利水・治水・守水を共有する


四六判296頁

定価:本体2200円+税

発売日 06.10.31

ISBN 4-7885-1024-3

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◆遠のいた川を身近に!◆

里川とは里山をもじった造語。故郷の小川のイメージだけでなく、都会の川、 街中の水路なども広く含みます。環境社会学・建築史・河川工学の視点から、 日本中の川を三面コンクリートにした河川行政の行き過ぎを反省し、琵琶湖、 熊本、愛知、山梨、東京下町などで川と人の深い結びつきを調査・取材。飲料 水や農工業など経済目的の利水、水害の被害を防ぐ治水だけでなく、川を地域 の財産、愛着ある場として共有する「守水」の考え方を「里川宣言」として提 案しています。川の写真多数、豊富なブックガイド付き。ミツカン水の文化セ ンター企画、編者は鳥越皓之・早稲田大学教授、嘉田由紀子・滋賀県知事ほか。

【本文紹介】
「里川」とは聞き慣れない言葉であろう。水について研究をしているわれわれプロジェクトチームの造語であるからである。現実に農業用水を里川と言っている地域があったので、それを借用したのである。したがって、造語というよりも借用語といった方が正確であろう。自分たちに身近な川として、前川とか、井川、村川というような命名が日本の各地に見られるが、里川もそのひとつである。(「序 いまなぜ里川なのか」より)

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【目 次】
序 いまなぜ里川なのか
第1章 里川の意味と可能性
第2章 里川と異質性社会
第3章 里川への経済学的アプローチ
対 談 他者との対話から生まれる川の物語
第4章 半自然公物としての里川
対 談 川への思い入れが拡げる新たな公
第5章 船旅による川の再発見
対 談 「まち川」が多様な人びとを結びつける
第6章 書誌「里川」
終 章 里川を求める思想
里川宣言

【執筆者&対談者】
鳥越皓之、荒川康、菅 豊、太田隆之、諸富徹、平田オリザ、嘉田由紀子、沖大幹、鳥谷幸宏、難波匡甫、陣内秀信、吉見俊哉、古賀邦雄