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岡本浩一・足立にれか・石川正純


組織の社会技術シリーズ2
『会議の科学』
――――健全な決裁のための社会技術


四六判280頁・定価2625円

発売日 06.7.25

ISBN 4-7885-1006-5

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◆不祥事は会議から生まれる?◆

「会議で決めたこと」ときけば、議論を尽くして公正に判断された結果だと思います。しかし、実は、賛成多数で評決をとる会議の仕組みには、重大なトリックが隠されていて、場合によっては、自由に結論を操作することができるのです。そして、企業トップを巻き込む不祥事を引き起こした組織・企業では、そのような不正な会議が慣行となっていることがめずらしくありません。その会議のトリックとは? どうすれば、不正な会議を防げるのか? 大規模調査と精緻な研究によって、日本の会議の問題点を洗い出し、対策を伝授する、マネジメント必携の会議入門です。

◆本文紹介◆
組織的違反のほとんどは、集団意志決定によって決定されている。人間は、ひとりで組織的違反を決定して実行できるほど強くはないからである。会議で決めることができない場合でも、相談や根回しという懇談による了承が行われていることがほとんどである。また、実際に調べてみると、会議で正式に決まっていることが驚くほど多いのが実情だ。会議が誤った結論を出すことが、組織的違反の最大の直接因でなのである。それは、会議のしくみが間違っているからである。その間違いを理論と実証によって指摘し、正しい会議もあり方の筋道を示すのが本書の目的である。(「序にかえて」より)




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◆目 次◆
第T部 会議という落とし穴--決定のプロセス・マネジメント
第1章「会議」に現れる問題
第2章 会議をサポートする--さまざまな会議支援システム
第3章 会議における決定のプロセス
第U部 決定手続きの科学--慣習に流されないために
第4章 操作される結論
第5章 会議スタイルのシミュレーション
第V部 決定手続きと組織
第6章 決定手続きの効用
第7章 健全な意志決定を支える組織
第8章 意志決定監査と意志決定健全性格づけの必要性
付録
引用・参考文献
索引