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小杉 泰、江川ひかり 編


ワードマップ イスラーム
――社会生活・思想・歴史


四六判312頁

定価:本体2400円+税

発売日 06.7.20

ISBN 4-7885-1005-7

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◆日本から最も遠い文化のすべて◆
「9・11以降、世界は変わった」といわれますが、その鍵を握るのがイスラームです。にもかかわらず、私たち日本人は、イスラームのことをほとんど知りません(あるいは誤解しています)。世界中の文化を貪欲に吸収してきた日本人にとって、いまなお最も遠い文化、このイスラームを、生活・思想・歴史・政治などの新鮮なキイワードを手がかりに、多面的に明らかにしていきます。まず、人びとが現在いかに生活しているか、その日常生活から始めて、生活と一体となったその宗教の特異性を共感をもって描きだし、そして深みのある歴史から現代政治にまで及びます。本書を参照することで、新聞などのニュースも必ずや違って見えてくることでしょう。

◆本文紹介◆
きわめて多様でありながらも、「イスラーム」という点において、なにがしかの共通性を持つ世界--それがイスラーム世界である。実は「イスラーム」そのものも、各地の文化と融合して生きてきた以上、多様性を内包している。しかし、多様性を内包しつつも、いくつかの共通性を持っているがゆえに、それらのすべてをイスラームという語でくるむことが可能となり、イスラームとイスラーム世界は「多様性と統一性」というキーワードで語られるのである。本書は、そのような多様性と統一性を合わせ持ち、共通性を持ちながらも複雑で限りない具象のなかに展開し、五大陸に広がって、人類の歴史と文明の重要な担い手の一つとして生きてきたイスラームに迫っていきたい。重要なキーワードを通して、七世紀におけるイスラームに迫っていきたい。重要な基本キーワードを通して、七世紀におけるイスラームの誕生や基本的な教養をとらえ、独自の世界観や固有の社会像を理解し、さらに具体的なムスリムの人生の様子を通して、彼らの生き生きとした暮らしに肉薄してみたい。(「はじめに」より)

◆書評
2006年12月24日、朝日新聞

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◆目 次◆
はじめに
T宗教としてのイスラーム
U生活様式としてのイスラーム
V知の体系としてのイスラーム
W歴史のなかのイスラーム
Xムスリマ・ムスリム群像--歴史と現代
巻末対談--イスラーム遊学の誘い
ブックガイド
イスラーム関連年表
索引