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06.6.6
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◆目 次◆
まえがき
1章 イメージとしての赤ちゃん
2章 赤ちゃんは好奇心の動物
3章 赤ちゃんはさかさの世界に住んでいる?
4章 見るおしゃぶりとしゃぶるおしゃぶり
5章 赤ちゃんが鏡を見たら・・・
6章 自分が生まれたときのことを覚えていますか?
7章 頭のいい機械、応答する機会
8章 IQ200の赤ちゃん?
9章 赤ちゃんは二度生まれる
10章 赤ちゃんに「心」はあるか?
読書の手引き
参考文献
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四六判
376頁
定価2310円(税込)
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◆現代の名著を新装版にて◆
「専門外の人に面白がってもらえるのが本当の学問である」刊行以来、赤ちゃ
んの理解が深まるだけでなく、赤ちゃんへのいとおしさがわき上がってくるよ
うな心理学の名著として、読み継がれてきた名著の新装版です。今はカリフォ
ルニア工科大学の認知精神科学者として高名な著者が、MITで学んでいたと
きに着想を得て、書き下ろした著作ですが、本書の「赤ちゃんが、こころや世
界を創造していく発達のプロセス」をめぐるメッセージは、今に至るも色あせ
ることなく、むしろ遺伝学や神経科学の発展という時代のテストを経て、ます
ます確かなものとなってきました。このたび「新装版まえがき」を加え、装幀
も一新して読者のお手元にお届けすることとなりました。
◆本文紹介◆
本来生得説を唱えるはずの生物学者が経験による機能修飾を主張しはじめ、逆に学習説を唱えるはずの心理学者が遺伝決定論に傾くという皮肉な逆転現象が、2000年代初頭まで続いた。・・・・・・しかし、よく考えてみれば、そんなはずはなかったのだ。そもそも「人格」なるものが何なのかを確定していないのに、その遺伝子を同定できるわけもない。IQの概念が崩壊しつつあるときにIQの遺伝子を見つけたと主張すること自体が、意味不明なのだから。・・・・・・またIQ研究の伝統に対して、統計学的視点からの反省が芽生えた。機能の80%は遺伝要因の影響下にあるとしても、そのことは機能の80%が環境要因の影響下にあることと矛盾しない。この両者はそれこそパイこね変換のように、重層的に折り重なって成長の道筋を形造っている。知れば知るほど、遺伝決定論(や環境決定論)の底の浅さを思い知った。どちらから見ても同じように折り重なっているならば、それこそ自己達成予言的によき効果をもたらす側から、山に登ろうではないか。--私はこの本のメッセージに再び確信を抱いた。--(「新版まえがき」より)
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