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中村桂子 編


観る
――生命誌年刊号2005年 vol45-48


B5判220頁

定価:本体1524円+税

発売日 06.05.01

ISBN 4-7885-0986-5

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◆「観る」がテーマ◆


編者と写真家の港千尋氏、医学者の廣川信隆氏、建築史の藤森照信氏、 植物学の塚谷裕一氏との対談ほか、「ヤマネコが語る西表島の生態系」 「自然界に捕食者が存在することの意味」などの研究エッセイを収める. JT生命誌研究館発行・新曜社発売。


◆本文紹介◆
人間は視覚の動物と言われる。美しさを感じるのも、不思議に思うのも、愛が生まれるのも、すべての始まりが見るにあると言ってもよいのかもしれない。見るは、ただ網膜に光が入り像を描くということを意味しない。見えていても見えないこともあれば、見えないものが見えることもある。本質を見よう、その姿を心の中に描き出そうという気持ちをこめて「観る」という文字を選んだ。じっくり時間をかけて観る。現代社会が忘れていることではないだろうか。そのために、とても大切なものを失っていることに、そろそろ気づかなければいけないのではないだろうか。自ら観察し、調べ、考え、判断し、また体験をし、試み、鑑賞も世話もしてそれに基づいた世界観を持ちたいと思う。それが今年のテーマである。


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◆目 次◆
TALK_観るを語る
観察による手描きと再認を求める写真【港千尋×中村桂子】
ミクロの解剖学から体全体へ【廣川信隆×中村桂子】
自然と歴史を観る喜び【藤森照信×中村桂子】
違和感としてわかる豊かな形作り【塚谷裕一×中村桂子】
RESARCH_観るで見えたもの
細胞記憶を支えるクロマチン(広瀬進)
形作りを支える分子の形の変化(小田広樹)
光合成タンパク質の形から知る植物の賢さ(栗栖源嗣)
オートファジーの現場をとらえる(水島昇)
柔軟な脳の働きを支えるアストロサイト(森田光洋)
新天地を目指して(岡部正隆)
ヤマネコが語る西表島の生態系(伊澤雅子)
自然界に捕食者が存在することの意味(西田隆義)
ART in BIOHISTORY_表現を観る
絵巻--時間をみる
異時同図--動きをみる
マンダラ--全体をみる
擬人化--人の目でみる
SCIENTIST LIBRARY_人を通して見えてくる
21世紀のフィールド科学を(赤澤威)
DNAの増え方から見えた生きものの姿(吉川寛)
タンパク質の形と進化をつなぐ生物生理学(郷通子)
神経回路は試行錯誤で(藤澤肇)

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