戻る

澤田 匡人

子どもの妬み感情とその対処
――感情心理学からのアプローチ


A5判192頁

定価:本体3750円+税

発売日 06.2.25

ISBN 4-7885-0980-6

◆amazon.co.jpへ
cover

◆紀伊國屋書店Books Web へ

◆7ネットショッピングへ

◆ネガティブな感情に注目!◆

いじめやひきこもりなど、子どもの対人関係におけるトラブルが問題視されて います。その背景には,自分自身の感情にうまく対処できない、という問題が あります。クラスメイトを妬んでいることを十分自覚できないまま,攻撃を加 えてしまったり、劣等感をもってしまうのはありがちなことです。妬みは一種 の悪意であっても、それ自体は、努力したり自分の要求を正当に主張するなど の原動力にもなります。教育の現場では「心の教育」が唱えられていますが、 思いやりや道徳心といった善意ばかりを強調して,マイナスの感情から目を背 けはなりません。本書は実証的な研究にもとづいて、子どもの妬みへの処し方 を調べた成果です。


◆本文紹介◆
妬みが一因となってネガティブな行動が引き起こされること自体は決して好ましいことではなく、養育者や教師から叱責されることになる。しかし、妬みそれ自体を否定してしまうことは、はたして適当だろうか。なぜなら、妬みを経験することによって、努めて何かを得たいというポジティブな動機づけとなったり、自らの要求を正当に主張できるようになったりするとも考えられるからである。要するに、妬みを経験することが問題なのでなく、妬みを経験した後に、どのように振る舞うことができるのかが重要なのである。(「はじめに」より)
Loading

◆目 次◆
第1章 妬みとは何か
第2章 妬み感情とその対処方略(1)--予備的検討
第3章 妬みをもたらすもの--妬み感情の構造と喚起要因
第4章 妬みをもたらすもの--妬み対処法略の構造と選択要因
第5章 妬み感情とその対処方略(2)--因果モデルの検討
第6章 まとめ
引用文献
人名索引/事項索引

designed & constructed by bizknowledge