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05.7.27
4-7885-0956-3

◆目 次◆
はじめに
第1章 小さな小さなピアノ教室
第2章 長男が自閉症と診断されて
第3章 音色を育む
第4章 小さな小さな音楽会
第5章 私と音楽
第6章 みんなの中に音楽はある
第7章 壁の向こうの宝物
あとがき
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四六判
216頁
定価1680円(税込)
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◆愛と創意のお父さん奮闘記◆
「彼らには力がある。それを引き出すのは周囲の愛情です」
元サラリーマンの著者が、知的障害者のためのピアノ教室を開いて現在にいた
るまでの半生を綴りました。自閉症の息子に教えたことをキッカケに少しずつ
障害をもつ生徒が増えていく様子や、全員が曲を弾けるようになって音楽会を
開くまでのさまざまな工夫が、生き生きとしたエピソードで語られています。
「あせらず、強制しない」「頑張らせない」「生活のなかでキラリと光る時間
を送ってほしい」。息子や生徒に寄り添った30年のなかから紡ぎ出された
言葉は、読む人の胸にあたたかく響くでしょう。NHK「にんげんドキュメン
ト」放映でも反響多数。
NHK「にんげんドキュメン
ト」放映
●成田文忠さんの主催するピアノ教室
◆本文紹介◆
普通はピアノの発表会というと、シーンとした会場で「何番、…さん」と呼ばれ、上品にそつなく弾いて静かな拍手をもらう、という情景が続きますが、ドッコイこの音楽会はちょっと違います。
弾きたくないときは弾かなくてもいいし、ステージでどんなアピールをしても構いません。注目される気恥ずかしさから、大きな紙で顔を隠してもらって弾き始める人もいれば、舞台には上がらず客席でキーボードを弾く人もいます。ピアノの前に座ったもののなかなか演奏をスタートできない生徒もいますが、お客様はニコニコと待っていて、演奏が終わるたびに会場からは大きな拍手がわき起こります。
演奏の上手、下手ではなく、彼らが奏でる「音」に耳を傾けると、そこからは様々な思いを聞き取ることができます。なかには言葉を話さない生徒もいますが、ピアノの音色には彼らの楽しさやせつなさがストレートに映し出され、言葉以上に感情が伝わることがあります。その純粋な音は実に雄弁に聞く人に語りかけ、心に深く響く力を持っているのです。(「はじめに」より)
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