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ジョン・カートライト 著
鈴木光太郎、河野和明 訳


進化心理学入門
――
【心理学エレメンタルズ】


四六判224頁

定価:本体1900円+税

発売日 05.6.01

ISBN 4-7885-0953-9

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◆高次な脳が担う、心の世界への招待◆

人間はリンゴをうまいと感じますが、ネコはリンゴを好みません。その理由は いくらリンゴの化学的成分を調べてもわからないでしょう。そこで進化心理学 の出番です。進化心理学は、これまでの科学では研究することができなかった ユニークな問いを立て、新たな理解をもたらすことができます。男性と女性の 性行動の違い、恐怖や不安の由来、心の病はどうしてあるのか、なぜ知性が発 達したのか――注目を集めつつある進化心理学の興味深い話題を大変分かりや すく解説した、日本語で読める初めての入門書です。

◆関連書
心の発生と進化D.プレマック&A.プレマック著

◆本文紹介◆
ダーウィンは少し楽観的過ぎた。というのは、アメリカではウィリアム・ジェイムズによる初期の研究があったのも、社会生物学という形で人間行動への進化的アプローチが現れて、進化心理学の素地ができあがるのは、やっと1970年代になってのことだからである。心理学者は、20世紀のほとんどを通じて、ダーウィンの主張に耳を傾けず、ダーウィンを無視するか誤解していた。だがいまや、多くの心理学者と生物学者が(私もそのひとりだが)、心理学はあらゆる生命科学の基礎にあるこの中心的パラダイムとの関係をとり戻すべきだと考えている。それは、自然淘汰と性淘汰による進化という考え方である。(「第1章 進化--自然淘汰と適応」より)

【心理学エレメンタルズ】


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◆目 次◆
第1章 自然淘汰と適応
第2章 2つの性による繁殖
第3章 性淘汰
第4章 人間の性を解明する
第5章 心の原型--適応反応としての恐怖と不安
第6章 心の病を進化から説明する
第7章 脳の大きさの進化
第8章 知能の進化
訳者あとがき
用語解説
文献/索引