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井上信子 著/神田橋條治 対話


対話の世界
―― 心理援助から「いのち」の教育へ


A5判304頁

定価:本体2800円+税

発売日 04.09.20

ISBN 4-7885-0918-0

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◆開かれた「対話精神療法」の地平
好評『対話の技』(小社刊・2001年)の姉妹本です!前著では、臨床界のカリスマ名匠・神田橋條治が編み出した「対話精神療法」が紹介されましたが、読者からの御要望に応え、続編として今回の「発展版」が生まれました。本書では、教育現場における「こころのケア」が豊富な実例をもとに描かれ、神田橋の「技」が弟子またその弟子に伝わって「世界」を形成していく様子が写され、そして、著者が歩みはじめた「いのちの育み」の道標が示されます。――カウンセリングのみならず教育や医療など様々な場面で日々「対話」を営む方々に広くお届けしたい一冊です。

関連近刊・神田橋條治著 『発想の航跡U』岩崎学術出版社・2004年9月

◆関連書
対話の技
対話の調

◆書評
2005年5月25日、ケース研究283、田中知加子氏評

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◆目 次◆
変貌ということ−序にかえて(梶田叡一)
まえがき
はじまりの対話
第一部 心をはぐくむ対話
第一章 対話と援助
第二章 いじめ関係から共感関係へ
第三章 お料理療法
第二部 人をはぐくむ対話
第四章 「はてしない」物語
第五章 魂の出立
第三部 生をはぐくむ対話
第六章 揺れて立つ
第七章 自己を問う旅
あとがき


◆本文紹介◆
わたくしは、人間のこころという不思議なものに魅せられ、そのありようをわずかでも知ることで、子どもたちが輝いて、幸せに生きることに役立ちたい、そんな夢を抱いて研究の道を歩みは始めた。いま、臨床や教育の理論や技法はさまざまにある。しかし、子どもたちの現状を見る限り、いまのままではその夢は実現しそうにない。いかなるゆえであろう。わたくしはその理由を、導く者がこどもたちの“いのち”を感じていないからではないか、と思うようになった。
 わたくしのいう“いのち”とはからだとこころ以前のもので、同時にからだとこころに流れる「生きていく力」のことである。そして、それはからだとこころに調和と統一を与えている。樹木に譬えるなら、樹木の内空間をみたし、樹液をその年輪に染み渡らせ、すみずみまで巡らせる「息吹き」のことである。さらにそれは個のなかに閉じていないものである。(「まえがき」より)


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