戻る

E・F・エディンガー 著
岸本寛史・山 愛美 訳

『心の解剖学』
―― 錬金術的セラピー原論


A5判320頁

定価:本体4200円+税

発売日 04.07.30

ISBN 4-7885-0908-3

◆amazon.co.jpへ

cover

◆紀伊國屋書店Books Web へ

◆心理療法の「解体新書」◆

「ネットワーク思考」というものの見方があります。本書の著者エディンガー が提唱しました。これは、中心となる事柄からイメージの網を張り巡らせ、そ のなかを自在に行き来しながら思索するという方法で、いわば地球系・太陽系 ・銀河系をまとめて「つながり」のなかで捉えるような視点です。――本書は このネットワーク思考で人の心を丁寧に腑分けする試みで、錬金術の「七つの レシピ」を軸に連想リンク網が編まれてゆきます。こうした営みこそが深層サ イコセラピーに広く適用される「術」となるのです。イマーゴ百科事典(図版 百点・註釈充実)、心理療法の解体新書(各レシピに実用解説つき)として、 派の別を超えた臨床家必携の一書です。


◆本文紹介◆
 心理療法のプロセスが深まると決まって、神秘としかいいようがない深い出来事が生じてくる。患者も治療者も、道に迷うのはいともたやすい。だから、狭小で不適切な心の理論に、あれほど必死でしがみつくことになるのだ。−それらは、少なくとも、何らかの方向感覚を与えてくれるから。しかしもしも、心の現象を出来合いの理論に従わせるという、プロクルステスのベッドに載せるようなことをさけようと思えば、心を理解するためのカテゴリーは、心そのもののなかに探さねばならない。古の錬金術の格言に曰く「物質をそれ自身の水で溶かすべし」。これはまさに、心理療法の過程を錬金術の観点から理解しようとするときに行うことである。(「1概論」より)



Loading

◆目 次◆

1概論−イントロダクション
2暇焼−もやす
3溶解−とかす
4凝固−かためる
5昇華−たかめる
6殺−ころす
7分離−わける
8結合−つなぐ
訳者あとがき
文献/索引など

原題:Anatomy of Psyche 1985

designed & constructed by bizknowledge