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秋庭 裕、川端 亮 著


『霊能のリアリティへ』
―― 社会学、真如苑に入る


A5判364頁

定価:本体4300円+税

発売日 04.06.20

ISBN 4-7885-0903-2

◆宗教研究の限界突破!◆

日本人の宗教的心情はいまどこに流れているか。二人の社会学者がこの問いを 抱えて近年あつい信仰を集めている仏教教団『真如苑』の奥深く入り込み、そ の全体像から信仰の核心へと迫りました。科学の方法のみによって信仰そのも の、「聖なるもの」のリアリティを掴みとることは不可能です。そこで著者は この教団の法要や行事に進んで参加し、信者への分厚いインタビューを行い、 これまでの宗教研究を超える視点と文体、物語論的構想、質的分析と計量的分 析の統合という新しい試みを創出して方法的限界を突破し、現代日本社会に底 流する宗教的心情をみごとに掬いあげています。


◆本文紹介◆
真如苑になぜ多くの信者が集うのかを理解することは、真如苑の霊能と霊能者の独自性を明らかにすることや、真如苑の教えを理解することにとどまらない。私たちは、普段なかなか気づくことのない現代日本に偏在する宗教的心情をある程度浮き彫りにすることができるだろう。いいかえれば、現代の日本の活力ある宗教団体が生み出す、新しい「救済」を知ることによって、宗教とはまったく関係なく世俗を生きる人々にまで浸透している、日本社会の基層的、伝統的、文化的社会意識の一面を垣間見ることができるのではないだろうか。(「はじめに」より)


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◆目 次◆
はじめに
第1章 方法論ノート
第2章 教えの創成
第3章 霊能者とネットワークの計量的分析
第4章 霊脳の計量テキスト分析
第5章 霊位向上の物語
おわりに
注/文献/あとがき

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