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小林 司 編
『カウンセリング大事典』
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04.07.15 4-7885-0902-4
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A5函入
968頁 定価9975円(税込) |
◆カウンセリングのエンサイクロペディア◆ 93年に発売以来、好評を博してまいりました小社『カウンセリング事典』が、 さらに内容を充実・倍増して『カウンセリング大事典』として生まれ変わりま した。主な特色としては、1 総項目557(初版179+増補378) 2 中項目主義でより深く理解できる 3 福祉関係の項目も充実し、クライエントを実生活まで援助できる 4 社会事情についても幅広く解説し、クライエントの理解を深められる 5 心理カウンセリング専門用語以外の項目で臨床力をパワーアップできる 6 さらに勉強するための、読みやすく入手しやすい本を集めたブックリスト 7 カウンセラーに必要な関連団体の住所録掲載 等々とあります。詳細な内容パンフレットもございます、是非ご注文下さい。br> ◆編者「はしがき」より◆ 「・・・・・・高齢社会、少子化、核家族、バブルの崩壊、経済不況、機械化、マルチメディア化、コンピュータ社会、テレビやビデオの普及、青少年の精神的未熟、交通高速化、都市化、国際化、環境ホルモン、環境の悪化、海外旅行の増加、人間疎外、読書離れ、高学歴化、離婚の増加、晩婚化、国際的経済圏の再編成、などが現在の潮流だとすれば、それらを無視してのカウンセリングはあり得ない。・・・・・・これらを考慮して、今回は、カウンセラーが遭遇しなければならない問題、例えば、性のトラブル、離婚、難民の育児・進学、などの社会現象に特に重点をおいて執筆を依頼した。慢性頭痛の原因が夫婦仲の悪さだと思ってカウンセリングをしていたら、実はコーヒー・アレルギーが犯人だったとか、不眠の原因が壁紙の接着剤から出るシンナーだったとか、というような例もあるので、カウンセラーが知っておくべきかなり広い範囲の関連事項をカバーするように努めた。・・・・・・」 ◆本文紹介◆ うつ状態−不眠、自発性減退、ゆううつを主症状とする状態 現代は「うつ病の時代」だと言われる。1970年ごろからうつ病が激増し始め、精神障害者のトップを占めている。 欧米では人口の15〜30%の人が生涯のいつかにこの病気を経験するから、すべての家庭が少なくとも一人のうつ病患者を持つことになる。米国、カナダ、北欧では、特に若者と女性にふえており、日本でも青年にふえつつある。これに対して、躁とうつの波を繰り返すタイプは、一生に見ても1〜2%と少ない。 遺伝については、躁とうつを繰り返す場合に、染色体異常が発見された。双生児が2人とも発病する一致率を調べると、一卵性で68%、二卵性で23%と差があるので遺伝の関与を疑わせる。しかしうつだけを繰り返す場合については不明である。 うつ病にかかりやすい人の性格的な特徴は、きちょうめん、勤勉、良心的、義務感が強い、誠実、仕事熱心、徹底、融通がきかない、といった模範社員タイプのきまじめ人間である。自己卑下や依存的、未熟、強迫的、見えっ張り、自分を憎む、なども危ないし、有罪感や身近な人を失った悲しみも発病の引き金になる。幼児に親が死んだり別居したりした人が成長後にうつになりやすいともいう。性格を変えることが、予防につながると考えれている。(以下つづく)
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