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加藤孝義 著


『環境認知の発達心理学』
――環境とこころのコミュニケーション


四六判208頁

定価:本体2200円+税

発売日 03.09.20

ISBN 4-7885-0871-0

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◆環境とコミュニケーションするこころ◆

人はこの世に生まれ落ちる以前から、自分をとりまく環境からさまざまな影響 を受け、それに応答しつつ、発達していきます。人はいわば環境と、日常的に 言葉を使用しないコミュニケーションを行っているわけですが、なかなかそれ と意識されません。本書は、乳幼児期から老年期までのライフサイクルの中で、 人が環境をどのように認知し、どのような問題と出会うのかを、心理学のトピ ックを縦横に引いて解説します。そして、環境とこころの関わりについての知 識が、公害等環境問題についての理解にもつながるよう配慮されています。著 者は、東北大学名誉教授。

◆本文一部紹介◆

 ひとは人生という長い期間を、自然環境、人工的環境を含めた物理的・空間的・地理的環境・空間の中で生活している。そしてそれら環境に対する心理的反応を日常的に示し、またそこからいろいろな心理的効果・影響を受け取っている。ところが、そのような問題は、どちらかといえば無意識的な側面に関わることなので、あまり自覚されない。そのために、それほど人びとの意識に上がらない傾向がある。しかし、ひとの心理におけるこのような側面も、言語を通じた意識的なコミュニケーションと同じように重要な心理的側面であり、私たちは環境と、いわば、「言葉を使用しないコミュニケーション」を絶えず行っているのである。この本の最も大きな特色は、いわゆる環境心理学の問題を、ひとが誕生してから高齢期にいたるまでの人生というライフサイクルの中で、環境をどのように認知し、どのような問題と出会うかという観点からまとめた点にある。(はしがき)


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◆目 次◆

第1章 環境へのアプローチ
第2章 環境認知の比較心理学
第3章 生後1年未満の乳児の環境認知
第4章 幼児の環境認知の発達
第5章 児童の遊び空間の認知の発達
第6章 おとなの日常生活空間の環境認知
第7章 環境としてのノンバーバル行動
第8章 高齢者の環境認知
第9章 生涯発達からみた環境事故
第10章 環境問題に取り組む
第11章 環境教育

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