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小笠原浩方 文・絵


『子どもの権利とは』
――いま見つめ直す《子どもの権利条約》


A5判224頁

定価:本体1800円+税

発売日 02.12.20.

ISBN 4-7885-0832-X

◆書評
2003年1月17日、週刊金曜日

◆軽妙なエッセイと戯画でやさしく説く◆
史上もっとも多くの国が批准して画期的な意義をもった「全世界の大憲章」はこれまで、大人たちの争いや欲望によって踏みにじられていた子どもの権利を確立するうえで多大な貢献を残してきました。そしていまでも、貧困や搾取の只中にいる無数の幼い命を救っています。――さて目を転じて我が国の現況はどうでしょう? 幼児売買・酷使労働は影を潜めたものの、養育放棄・虐待は後を絶たず、児童相談所や養護施設がパンク状態に陥っています。本書では、そうした火急の事態の元となる、学校や家庭内での「隠れた蔑視」と「静かな抑圧」を明かし、大人の都合によらない〈子どもの最善の利益〉を考えます。

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◆目次
【第一条】子どもの定義 いつまでも子ども扱いはダメ!―
【第二条】差別を禁止する 子どものくせに…―
【第三条】子どもに最も良いこと ほんとに子どものため?―
【第四条】守る義務がある 子どもの権利って…―
【第五条】親の指導を尊重する 学校まかせにしていませんか?―
【第六条】生きて育つ権利 それは怠慢というものでしょう―
【第七条】名前と国籍を持つ権利 子どもは困惑しています―
【第八条】身元関係を守る わたしは誰ぁれ?―
【第九条】どうして別べつに?―親から引き離されない
【第十二条】意見を表明する権利 子どもの言い分に耳を傾ける―
【第十三条】表現の自由がある 自分を出せる人間に…―
【第十四条】思想の自由がある 対話の余地を残して―
【第十五条】集会の自由がある 社会へ開かれるために―
【第十六条】プライバシーは守られる 大人が卑怯…なのかも―
【第十七条】マスメディアについて パソコンは気晴らしの道具?―
【第十八条】養育はまず親に いっしょに子育てを―
【第十九条】児童虐待からの保護 つい、つい子どもに…
【第二十条】家庭環境について ぎりぎりのマイホーム―
【第二十一条】養子縁組について けっきょく大人が未熟!―
【第二十二条】難民問題について 人間―この愚かなるもの―
【第二十三条】障害のある子どもと ともに生きられる社会を―
【第二十四条】健康・医療について 生活の基本を保って―
【第二十八条】教育を受ける権利 教育の根幹とは?―
【第二十九条】教育の目的 人間として成長する―
【第三十条】マイノリティについて 征服者の論理を捨てる―
【第三十一条】休む権利・あそぶ権利 子どもが遊べなくなった?―
【第三十二〜第三十四条】搾取・麻薬・性について いつ子どもが餌食に―
【第三十九条】こころのケア トラウマからの回復―
あとがき
《児童の権利に関する条約》


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