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枡潟俊子、松村和則 編


食・農・からだの社会学
――シリーズ環境社会学 5


四六判278頁

定価:本体2400円+税

発売日 02.11.20.

ISBN 4-7885-0822-2

◆書評
2003年2月28日、全国農業新聞

◆いのちとくらしの回復◆

BSE(狂牛病)をはじめ、食の事件の見出しが新聞紙面に躍らない日はないといってもよいほどです。輸入農産物が店頭にあふれグルメがもてはやされる一方で、国内農業は荒廃し、食のみえない危機が進行しています。本書では専門家と各地で活躍する実践家が協力し、食と農の現状と構造の全体像を解きほぐしています。これまでの農業近代化路線の破綻と輸入食料依存のリスクを説き、有機農業・産直・地産地消(地元でとれたものを地元で食べる)のさまざまなオルターナティヴを紹介することを通して、農業のあらたな担い手を育て、安全な食べ物やからだを取り戻す途を具体的に提案しています。




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◆目次
「シリーズ環境社会学」刊行のことば(鳥越皓之)
第1章 いま,なぜ〈食と農〉なのか(桝潟俊子)
第2章 いま,なぜ〈からだ〉なのか(松村和則)
第3章 食と農のあり方を問い直す:生活農業論の視点から(徳野貞雄)
第4章 食の文化とからだ,地域
 1 日本型食生活をとりもどす (片野學)
 2 酒造りと地域のかかわり (石川達也)
第5章 消費者運動から生活者運動へ:生活クラブ生協(伊藤美登里)
第6章 食と農の復権をめざす流通
 1 ファーマーズ・マーケット(中島紀一)
 2 協同組合運動と産直活動(河野直践)
 3 大地を守る会の運動(藤田和芳)
第7章 多様化する農業者のかたち(秋津元輝)
第8章 〈農〉と出会うための政策(市田(岩田)知子)
第9章 有機農業による「循環型社会」づくり
 1 埼玉県小川町:地域循環型モデル(金子美登)
 2 愛媛県明浜町:無茶々園(桝潟俊子)
 3 山形県高畠町:たかはた共生塾 (河原俊雄)
 4 岡山県賀陽町:農協と行政が進める有機農業(鶴理恵子)
 5 福岡県桂川町:合鴨水稲会(徳野貞雄)
第10章 有機農業を通してみえる〈からだ〉と〈ささえあい〉(松村和則
第11章 有機農業運動が拓く新しい社会の〈システム〉(桝潟俊子)
第12章 都市と農村を結ぶ循環農業―江戸モデルに学ぶ(渡辺善次郎)
編者あとがき/入手しやすい基本文献


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