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G・グロデック/野間俊一 著
『エスとの対話』
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02.00.00 4-7885-0814-1
目次
序説 心身医学の誕生 |
A5判並製 368頁 定価3570円(税込) |
◆待望の「偉大なる奇人」復権!◆ 無意識理論の生みの親は、当時、片田舎で温泉療法を営んでいたマッサージ師!その人こそグロデックなのです。心に湧いて出る得体のしれない不気味なものとして貶められた《エス》を救うべく、彼はフロイトと闘いました。ただその主張がラジカルに過ぎたため「伝説の人」として闇に葬られたのです。――百年を経て現代社会にグロデックの先見の明が活かされようとしています。健康とはいったい何か? どうすれば身体と心は癒されるのか? この本は《からだの精神療法》というきわめて大胆な斬り口で、心理臨床や先端医療に新しい地平を切り拓きます。 ◆本文紹介◆ グロデックの思想は、二つの点から捉えることができる。ひとつは、身体症状のみならず、健康な身体活動や意識的無意識的な精神活動、さらに文化的営為なふど私たちに生ずるあらゆる事象は、私たちにとってなんらかの事柄を象徴しており、なんらかの意味をもっているということ。もうひとつは、そのような私たちに生ずるあらゆる事象は、人と人との関係において、精神分析の用語でいえば転移と逆転移によって、変化しうることである。グロデッグの思想を振り返るとき、この二点、すなわち心身問題と他者問題が、じつは密接な関係をもっていることに気づかされる。そして、グロデッグの提起する心身問題と他者問題の基定にあるのが、彼の“エス”ということになる |