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佐々木承玄著
こころの秘密
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02.04.12 4-7885-0801-X
目次
まえがき |
四六判上製 300頁 定価2940円(税込) |
◆無意識「発見!」のドキュメンタリー◆ 人類の知のパラダイムに大転換をもたらした〈精神分析〉ですが、その探究の現場はけっして調和に充ちたものではありませんでした。こころの自由を追い求めるフロイトは喜怒哀楽も露わに、家族を愛し、友を失いながら、涙をふり絞って『夢判断』を綴ったのです。――本書では、臨場感あふれるミステリー仕立で大舞台の裏ドラマを再現するなかで、ひとの〈こころの根〉を体感してゆこうと試みます。序章「ある未亡人の涙」から終章「終わりのない悲しみ」まで、波乱万丈の人間模様と、凄まじいばかりの無意識力を描き抜く野心作! ◆本文紹介◆ フロイトは多くの人からそうとうな援助を受けていたが、ここでは彼が婚約中にマルタへの手紙で「僕の親切な親衛隊」とよんだ人に絞って見ていきたい。その手紙の中で「親衛隊」としてフロイトが挙げている人は、ブロイアー、フライシュル、シュバープ、ハンマーシュラークの四名である。 この「親衛隊」は豊な才能には恵まれているが経済的には困窮している将来有望な青年フロイトを支援するために結成されたものでなく、ただフロイトが勝手にそうよんでいるだけである。ここに挙げられた人はみなフロイトに暖かく接し、また実際に金を貸したり与えたりした人たちである。彼ら全員が、《イルマの夢》でも重要な意味を持って関係してくる。(「僕の大切な親衛隊」より) |