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菅 佐和子編著


彼女がイジワルなのはなぜ?
――女どうしのトラブルを心理学で分析


四六判272頁

定価:本体1800円+税

発売日 02.02.20

ISBN 4-7885-0790-0

◆もっと上手につきあうために
 「去年は仲良しだったのに!」「女王蜂は自分だけでいいの?」「セクハラも贔屓のうち?」身近にひそむ女と女のトラブルを、男女4人の臨床心理士がカウンセラーとしての立場をこえて徹底的に分析し、そこにある嫉妬、やっかみ、競争心の本質に迫ります。女どうし、もっと上手につきあうための14章、イジワルをする彼女たちの心理がわかれば、あなたの悩みもきっと軽くなるでしょう。編著者は京都大学医療技術短期大学部教授。(とびら社発行)

書評
2002年3月9日、日本経済新聞
2002年SPRING、BOOK CLUB KAI NEWSLETTER

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目次

はじめに

ケース1
去年は仲良しだったのに<女子高生の母 優子>
ケース2
不幸なときは親切なのに<幸子の妹 恵子>
ケース3
たしかに時代は変わったけれど<姑 忍>
ケース4
それならなぜ愚痴を言うの?<独身女性 路子>
ケース5
実の母にも競争心が<母の娘 頼子>
ケース6
女王蜂は自分だけでいいの?<OL 望美>
ケース7
指摘するだけなら放っておいて<ワーキングマザー 冬子>
ケース8
誉められるのは災難?<女子大生 未知留>
ケース9
他人の花は許せない?<アクセサリー作家 実樹子>
ケース10
セクハラも贔屓のうち?<峰子の姉 京子>
ケース11
姉妹はライバルの始まり<勝美の姉 悠子>
ケース12
失敗からなぜ学ばないの?<古参OL 智意子>
ケース13
みんなの代表として頑張ったのに<専業主婦 伸枝>
ケース14
自分のなかにも見とめたくない面が<理系研究者 有理>

おわりに


◆本文紹介◆
「それまでしっくりいっていた関係が、片方が成功しはじめると、よそよそしくなり波風が立つ」という話は世間によくある。たとえば誰かがよい学校に合格したり、よい会社に就職したり、よい結婚相手を見つけたりして嬉しそうに報告してくると、『おめでとう!』と笑顔ではいるものの、なんとなくその成功を素直に祝福できない感情が湧き起こったりするものだ。そんな、他人を羨む自分を恥じ、なかったことにしておこうとしたりして平静を保つのだが。  私たちのこころのなかには「他人を助けてあげられるような人物になりたい」という救世主願望がある。自分が役に立つ有能な存在であることを確認したい。そのためには、相手を無能にして、いつまでも依存させて、自分を必要とさせておく。そうして「つねに援助者でありつづけたい」と願うわけである。(「笑顔の裏側」より)


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