『陸軍将校たちの戦後史 』書評が毎日新聞に掲載されました - 2024.04.08
大庭みな子の世界
アラスカ・ヒロシマ・新潟
著者 | 江種 満子 著 |
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ジャンル | 社会学 > 家族・女性・ジェンダー |
出版年月日 | 2001/10/30 |
ISBN | 9784788507807 |
判型・ページ数 | 4-6・328ページ |
定価 | 3,850円(本体3,500円+税) |
在庫 | 在庫あり |
火草(大庭みな子)への旅―序に代えて
第・部 外からの視座―日本の近代を超える その一
一「三匹の蟹」着床の場(一)―ウーマン・リブ前夜のセクシュアリティ
二「三匹の蟹」着床の場(二)―一九六〇年代の文学状況とジェンダー
三「三匹の蟹」の由梨
四「構図のない絵」―アメリカのなかの日本人女性、または人種・ジェンダー
五「火草」の世界―ネイティブ・ジェンダー・セクシュアリティ
第・部 内からの視座―日本の近代を超える その二
六『ふなくい虫』と『浦島草』のあいだ
七曖昧さを味わう(作者への返信に代えて)―『ふなくい虫』の「異母弟妹」をめぐって
八『浦島草』の物語系
九『浦島草』、または里に住む山姥
一〇『浦島草』と蒲原小作争議―「番頭」の末裔たち
一一大庭みな子と西条(東広島市)
第・部 自由へ―内でもなく外でもなく
一二『寂寥』―結婚神話を超えて
一三『海にゆらぐ糸』―生きた年月と自由
一四 私小説の愉しみ―『海にゆらぐ糸』
大庭みな子研究の動向
大庭みな子 略年譜
あとがき