『発達障害の就労とキャリア発達』、2023年度日本コミュニティ心理学会出版賞受賞 - 2024.03.25
岡宏子と考える保育の科学
理論と現場の循環のために
著者 | 発達臨床研究会 共編 保育士心の発達研究会 共編 |
---|---|
ジャンル | 心理学・認知科学・臨床 > 発達・教育 |
出版年月日 | 2001/07/10 |
ISBN | 9784788507685 |
判型・ページ数 | A5・212ページ |
定価 | 2,640円(本体2,400円+税) |
在庫 | 在庫あり |
第1部 岡宏子の講義 保育士のために
第1回 総論 「歪み」と「偏り」としての発達
「歪み」と「偏り」としての発達/全五回の構成と内容/発達はデコボコである/私はどのように育てられたか/性差と発達/発達としての歪みと発達阻害としての歪み/保育士も発達する
第2回 現代の子どもの問題
障害のなかの保育/目の輝きはどこから生まれるか/近感から遠感へ/体験が脳を活性化する/私はどのように育てられたか/しつけをどう考えるか/考える体制づくり/相手の痛みが分かるとは/家族に代わる保育の機能
第3回 子どもたちが育つ環境
都市化のなかの乳幼児/自然環境と子ども/「海と太陽と子供達」/環境と子どもをつなぐ人/遺伝と環境の相互作用/「人」環境の行動学/私の生育環境/環境と育てる作用
第4回 育てる作用とは何か
育てる作用とは何か/子どもは育てる作用をどう受けとめるか/ダニ、ヒト、チンパンジー/保育者のあける穴/穴のあけ方を変える/因果関係は単純ではない/保育者の育てる作用、関わる作用
第5回 保育とは何か
意欲を育てる作用とは/保育の意味を変えた0歳保育/関わりをどう拡散させてゆくか/子どもを駆りたてないこと/意欲を削る代行機能/個人差を読む/保育所と児童福祉
第2部 人との関わりに歪みをもつ子どもと出会ったとき
はじめに 歪みとは何でしょう
1章 人とうまく関われない子どもに目を向けましょう
2章 子どもを取り巻く環境に目を向けましょう
3章 歪み行動の変容をみましょう
4章 記録について考えましょう
おわりに 十余年にわたる研究に参加して