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土田知則、青柳悦子著


ワードマップ 文学理論のプラクティス


四六判280頁

定価:本体2400円+税

発売日 01.05.10.

ISBN 4-7885-0761-7

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◆いま文学批評がこんなにおもしろい!◆
 好評『ワードマップ現代文学理論』の続編をお届けします。前書が、現代の文学批評がよって立つ「理論」的な鳥瞰図とすれば、本書はその理論を手がかりに、具体的に文学テクストの読みを「実践」したものです。エーコ、クンデラ、プルースト、カフカなどの西欧のテクストだけでなく、現代日本の村上春樹、川上弘美、金井美恵子、リービ英雄、水村美苗、多和田葉子などを取り上げて、見事な読みを実演して見せます。感覚的な批評からは生まれない、理論に裏打ちされた批評の面白さ、醍醐味を満喫できるでしょう。「クレオール」「ポストコロニアル」「マイナー文学」などのホットなキーワードも追加しています。


◆書評
2001年4月21日、出版ダイジェスト
2001年5月27日、北日本新聞

※お詫び 本書ご購読のみなさまがたへ
本書(1刷)の214頁と215頁の図のキャプションが入れ替わっています。おわび申し上げるとともに、入れ替えてくださいますよう、お願い申しあげます。

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◆目次
まえがき
現代文学批評理論のパラダイム
  影響関係を脱構築する 間テクスト的な読みに向かって
 ◎デイヴィット・ロッジ『小さな世界』、ウンボルト・エーコ『フーコーの振り子』
 ■コラム エディプス・コンプレックス
カオスの遇し方 イデオロギー装置としての「物語」
 ◎児童文学と推理・探偵小説
 ■コラム 記号論的四角形
小説的世界における他者の融合 トランス・パーソナリゼーション
 ◎ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
 ■コラム <聴き=語り> 自己の基層としての他者
日常言語の復権
 ◎金井美恵子『小春日和』、藤野千代『夏の約束』
夢想する散歩者は孤独なのか
 ◎ジャン=ジャック・ルソー『孤独な散歩者の夢想』
 ■コラム 読みの戦略としてのディコンストラクション
 ミステロイドの詩学
 ◎竹本賢治『ウロボロスの偽書』
 ■コラム メタフィクション
反=記憶装置としての小説
 ◎スティーブ・エリクソン『Xのマーチ』
 ■コラム 「文学理論」とは何か
荒れ果てた庭への愛
 ◎村上春樹『スプートニクの恋人』/桐生夏生『月下の楽園』
 「鳥」と「色彩」のテーマティスム
 ◎マルセル・プルースト『失われた時を求めて』
 ■コラム デリダによるテーマ批評批判
あるようなないような 川上弘美のパラロジカル・ワールド
 ◎川上弘美『蛇を踏む』『物語が始まる』
 ■コラム クレオール文学
越境地帯の子どもたち リービ英雄と水村美苗にみる文学の渇望
 ◎多和田葉子『光とゼラチンのライプチッヒ』、リービ英雄『星条旗の聞こえない部屋』、水村美苗『私小説』
あとがき/ブックガイド/索引(人名・項目)


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