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加藤孝義著


『パーソナリティ心理学』
――自分を知る・他者を知る


四六判208頁

定価:本体1800円+税

発売日 01.3.15

ISBN 4-7885-0755-2

◆目 次◆
まえがき
第1章 心理学が誕生する前に、パーソナリティはどう考えられたか
1 ギリシア時代のパーソナリティ論/2 ガルの骨相学
第2章 パーソナリティのさまざまな考え方
1 パーソナリティを定義する/2 パーソナリティへの四つのアプローチ
第3章 パーソナリティをどうとらえるか
1 個性記述的理論と法則定立的理論

2 パーソナリティへの類型アプローチと特性アプローチ/
3 パーソナリティは一貫しているか、状況に応じて変化するか/
4 下からデータを積み上げるか、まず上から理論をつくるか
第4章 パーソナリティを類型からみる・特性からみる
1 性格の類型/2 パーソナリティの特性/3 単一特性説/4 暗黙の性格観
第5章 パーソナリティのダイナミックな構造を探る
1 レヴィンの場の理論/2 フロイトの構造説/3 ロータッカーの成層説
第6章 自分という意識――自我と自己
1 ヤスパースの自我機能の4指標/2 自我と自己/3 自己概念の構造を調べる/4 自分の芽生え
第7章 発達からパーソナリティをみる
1 胎児期から青年期までの発達の全般的な過程/2 パーソナリティ発達の諸側面/3 成人期
第8章 脳のはたらきから見た男と女
1 よくいわれる男女差/2 男女の生物学的差異/3 性の分化/4 女の脳から男の脳がつくられる/5 大脳半球機能の性差/6 遺伝的性の矛盾/7 妊婦のストレスが同性愛を生む可能性/8 男らしさ・女らしさ
第9章 パーソナリティの測定法
1 パーソナリティ・テストの利用目的/2 テストの満たすべき基準/3 質問紙法/4 投影法
第10章 パーソナリティの障害
1 何が異常行動か/2 心理診断――障害の分類/3 心理学的障害の例/4 心理学的障害と法律
補 章 読者へのメッセージ
1 17歳少年事件――最近の少年事件をめぐって/2 思春期・青年期の問題行動/3 自分を知るのはむずかしい/4 自己受容――自分を素直に認めること/5 自己分析のしかた/6 ペルソナ(建前)とアニマ(本音)/7 欲求不満耐性/8 欲求のバランス感覚/9 子どもには真剣に対応しよう/10 ボランティア活動のすすめ/
文献/索引

◆個性をさぐる心理学への招待◆

「自分らしさとは何か」という問題は、とりわけ若い人々の関心事ですが、パーソナリティ心理学は、人間個々の「その人らしさ」、個性的な行動や認知の側面に光を当てて、独自の「自分らしさ」を成り立たせているさまざまな要因や背景を探るものです。すでにこの分野には多くのすぐれた本がありますが、本書の特色は、基本的な心理学の知見を、必要十分な範囲で、心理学を知らない読者にも理解しやすく解説しているばかりでなく、自分をもっとよく知るための方法やアドバイスも書かれていることです。読み物としてだけでなく、大学や短大のテキストにも最適な内容です。著者は東北大学名誉教授。

◆本文紹介◆
「人間とは何か」という問題には、誰もが興味をひかれる。哲学や心理学ばかりではなく、脳科学や最近話題のヒトゲノムの解読計画も、それぞれのアプローチからの、この問いへの解答を目指す試みだといえるだろう。パーソナリティ心理学は、とくに人間の個性的な行動や認知の側面に科学の光を当てて、独自の自分らしさを成り立たせているさまざまな要因やや背景を探っている。(「まえがき」より)

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