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ロバーツ・エイヴンス著/森 茂起訳


想像力の深淵へ

――西欧思想におけるニルヴァーナ


A5判220頁

定価:本体2400円+税

発売日 00.06.15

ISBN 4-7885-0717-X


想像力の再発見のために!

科学万能の時代に、あやしげな宗教詐欺事件や、少年の不合理としか見えない殺人事件などが相次いでいます。「あらゆる良きものは自らの魂からやっ てくる」とユングはいいましたが、精神的なものを合理的なものと混同して しまった結果の現代の不幸をどうのりこえるか、それは、西欧思想において 、ユング、ヒルマン、バーフィールド、カッシーラーら偉大な心理学者、哲 学者が探求したことでした。本書は、彼らの思想を東洋思想と交差させつつ詳述し、「想像力」こそが精神の根元であることを説得的に述べ、「元型的 心理学」を理解するための最良の案内ともなっています。訳者は、臨床心理学者、甲南大学教授。

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目次

序章 「忘れられた第三領域」

第1章 西洋ロマン主義と東洋
1開放への二つの道/2想像力とメタファー/3新しい神話概念に向けて

第2章 ユングとヒルマンにおける想像力
1魂と想像力/2イメージと意味/3元型と神話的心/4「不可知の」元型とイメージ

第3章 神話的想像力‐カッシーラーと深層心理学
1カッシーラーの象徴的世界とユング派思想/2神話的想像力/3世界の再‐魂化/4魂 の論理

第4章 人間存在の非現実性
1英雄的自我を超えて/2見なおされた無意識/3トランスパーソナル心理学における無 意識

第5章 神話から啓示へ
1神話と言語の共痛恨/2神話、象徴、宗教/3ヒルマンからヘラクレイトスへ、そして ブッダへ、またその逆


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