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編集 西林克彦(宮城教育大学) 三浦香苗(千葉大学) 近藤邦夫(東京大学) 村瀬嘉代子(大正大学)


第4巻 児童期の課題と支援


A5判184頁

定価:本体1800円+税

発売日 00.3.10

ISBN 4-7885-0710-2

『教員養成のためのテキストシリーズ』(全5巻)

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2000(平成12)年度からの新免許法に全面対応

平成12年度から全面的にスタートする新教育職員免許法に対応した入門テキ ストのシリーズです。シリーズの特徴として「教師としての力量を養成」「学習の観点と臨床の観点を融合」「『成長していく』という視点からの支援」「発達における危機 を支えるカウンセリングの基礎を学ぶ」「普遍性のある内容」をあげ、学ぶ ・教えるという教育の実際的な活動のなかで、教育心理学、臨床心理学に何ができ、何を伝えるべきなのか、編者・執筆者が何度も議論を重ねた成果です。心理学以外の領域からも多くの先生方にご執筆いただきました。


第4巻 児童期の課題と支援

小学生期に子どもたちが学校・家庭・社会のなかでどのような問題にぶつかっているのかを理解し、その支援法について考えます

◆本文紹介◆
しかし、体験的な学習が学びとしていきるには、ここで一つ注意しておかなければならないことがある。それは体験を重視した学びが、下手をすると単なる深みのない細切れの擬似的な体験学習のままに終わってしまうということである。いわゆる「活動あって学習無し」の這い回る経験主義に陥ってしまう危険性である。それは基礎学力の低下という大きな代価を支払わなければならないという危惧でもある。体験的な学びのねらいは、具体的な体験から出発し、問題意識を持ちながら主体的に考えていく力を培っていくことにある。しかし、他方では具体的な体験のみにとどまるのではなく、それらの体験から「何をそこから学べるか」といった、個々の体験を超えた普遍的な問題として考えていける学びは新鮮で面白いが、その学びのあり方によっては、学びとして平べったい表層的なものに終わってしまう危険性とも隣り合わせなのである。そこに体験的な学びをいかに位置づけ、支援していくかといった教師の役割がとりわけ重要なものになってくるのである。子供の主体性や実践的な活動を生かしつつ、共に考えながら問題絵を掘り下げ、子どもたちの知の総合化を深めていく指導技術が重要なものになってくるだろう。

※2007年4月1日よりの学校教育法などの一部改正、施行にともない、17章を改めました。下記にて新しい17章のダウンロードが可能です。

●17章 ダウンロード

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目次

1部 小学生という時期
1小学生の現在/2小学生の発達の諸側面

2部 小学生の成長と環境
3家族と友人/4環境としての学校/5子ども文化/6学びと体験

3部 成長の節目としての危機
7帰属集団としての同姓友人集団/8性的成熟の開始/9甘えと独立のはざまで/10問 題行動を通して子どもが訴えるものT/11問題行動を通して子どもが訴えるものU

4部 子どもの成長と変容への支援
12モデルとしての教師/13教師の働きかけの特徴/14学級集団づくり/15学校内 での支援体制/16外部の関連機関との連携/17発達を保証する補償・治療教育/18 成長・変容を支えるさまざまな心理技法T/19成長・変容を支えるさまざまな心理技法 U/子どもの成長・変容をうながす心理教育


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