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E・ビアリストク、K・ハクタ著 重野 純訳


外国語はなぜなかなか身につかないか

――第二言語学習の謎を解く


四六判322頁

定価:本体2800円+税

発売日 00.2.22

ISBN 4-7885-0705-6

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◆外国語で悩むあなたに贈る本
 外国語学習について言われている主張・常識・珍説・奇説は山のようにあり ます。なにが正しいのか、どうすれば本当に外国語学習がうまくいくのか、 言語心理学者と言語学者の二人による本書はこれまでに行われた研究を脳、 言語、心、自己、文化という五つの視点から体系的に検討し、外国語を学ぶ という複雑な営みの姿をはじめて全体的に明らかにしました。ちなみに、外国語学習の能力は大人に有利な点もあるという発見は、大いに力づけられます。

◆書評
2000年6月、言語、石田敏子氏評
2000年6月、時事英語研究、本名信行氏評
2000年9月、英語教育、白畑知彦氏評

◆本文紹介◆
第二言語が学習される条件は非常に多様で、母語の学習条件とは比較にならない。乳児や幼児が言葉を社会化する実際のやり方は文化によって違うかもしれないが、かならず母語が獲得されることの変わりはない。この文化的同一性と完璧な流暢性はしかいし、第二言語の学習結果には約束されていない。第一言語(母語)の獲得は自然に行われるように見えるが、第二言語の獲得はいろいろと考え、説明が求められるプロセスなのである。(「第1章 始まりのことば」より)

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◆目 次◆
はしがき
第1章 始まりのことば
第2章 言語
音と単一言語/言語に特有の問題/言語的アンサンブル/学習へのホモンクルス・アプローチ
第3章 脳
時間にしばられた学習/時間にしばられた言語学習/第二言語獲得の臨界期/理論をもとめて
第4章 心
心の探求/意味の起源/言語学習に必要な認知的条件/第二言語における意味と写像/二つの言語を話す/心のなかの第二言語
第5章 自己
遺伝的能力/社会的自己/認知スタイル/人によって、なにが違うのか
第6章 文化
失われた文化と意味/普遍性と個別性/つくられた意味、つくれらた文化/言語政策/言語をとおしての文化理解
第7章 終わりのことば
終わりにあたって/政策と教育/最後にひとこと


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