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山田昌弘 著 家族のリストラクチュアリング21世紀の夫婦・親子はどう生き残るか | ||
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(99.9.20.) 4-7885-0691-2
◆目 次◆ |
四六判
248頁 定価2100円(税込) |
時代にマッチした新たな家族の構築へ いまや家族も規制緩和の時代です。終身雇用と年功序列が崩壊すると、従来の家族形態のままでは収入が減ってローンを払えなくなる。家を手放し夫婦共働きとなって専業主婦は絶滅し、親に寄生する若者も追い出される(家族リストラ)。家庭内離婚の夫婦はこれを機会にきっぱり別れる(夫婦リストラ)。家族再編の結果、みなが貯金をおろして引っ越すため住宅需要が増え消費が回復し、ついでに少子化に歯止めがかかる。というのは半分冗談ですが、家族リストラを家族の自由化・流動化とポジティブにとらえれば、愛情というインセンティブによって経済を活性化させるチャンスと読みかえることができるのではないでしょうか。 ◆本文紹介◆ 今、家族の危機が叫ばれている。少子化、高齢化、離婚の増大、不倫ブーム、子どもの虐待、父性の復権などさまざまな場で議論されているが、これらの問題は、どうもイデオロギー的に論じられることが多い。つまり「家族はこうあるべき」(もしくは「家族を解体するべき」)というイデオロギーがまずあって、それにもとづいて現象を評価する立場が優勢なのだ。 社会主義国家が相次いで崩壊し、イデオロギーなき時代とはいわれるものの、こと家族に関してはイデオロギー的言説が満ちあふれている。離婚はいけない、父性の復権、母性の喪失、保育園はよくない、専業主婦はゴミ(私がいったのではない、念のため)、子育ての愚痴を言うのはわがままだ、男性が子育てをしないのはおかしいなど「家族はこうあるべき」という主張がいたるところ飛び交っている。 しかし、私が望むのは「家族はこうあるべき」というイデオロギーは脇においた形での議論である。なぜなら、「よりよい家族のあり方」は社会状況によって変化すると考えるからである。(「おわりに」より) ◆書評 日本経済新聞夕刊 99.10.16 悩む専業主婦・手厚い育児”リストラ”の時 「出版ニュース」99.11上 「ふぇみん」99.11.15 「週刊読書人」99.12.3 千田有紀 「週刊朝日」99.12.24 斎藤美奈子 「週刊読書人」99.12.24 特集「1999年女性学まとめ」金井淑子 「Wave かながわ女性センターだより」2000.1 「女性教養」 2000.1 「アエラ」 00.1.10 「著者インタビュー」 「週刊朝日」 2000.1.14 特集「著者インタビュー」 北海道新聞 2000.1.9 「心の傷」に苦しむ子ども、問い直される「家族の神話」久田 恵 「プチタンファン」2000.2月号 |