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土田知則 著

プルースト、反転するトポス


四六判280頁

定価:本体2400円+税

発売日 99.4.30

ISBN 4-7885-0668-8

 プルースト・エッシャー・メビウス!?
プルースト『失われた時を求めて』は、間違いなく今世紀を代表する小説です。その長大さにもかかわらず現在も多くの読者を魅了しつづける秘密は何か。著者は、自閉的、ナルシシズムなどとも批判されるプルーストの自己中心主義のなかに「他者」へと開かれていく反転の契機を見、その作品世界を、内がそのまま外につながるメビウス的宇宙、海がいつの間に陸に変容するエッシャー的世界と特徴づけます。「変形することは事物をありのままに見ることである」と考えるプルーストの創造の論理を見事に探り当てた新鮮なプルースト論です。





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