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R.ノル 著 老松克博 訳


ユングという名の〈神〉

秘められた生と教義


四六判576頁

定価:本体4800円+税

発売日 99.1.20

ISBN 4-7885-0660-2

◆目 次◆
はじまり
第1部 創世記
第1章 内なる父祖の国
第2章 招霊
第3章 隠れた記憶
第4章 宗教にかえるに宗教をもってす
第2部 秘儀
第5章 複婚
第6章 太陽崇拝ェラー・マコーミック
第11章 コンスタンス・ロングの熱情
第4部 啓示
第12章 ゲルマンの預言者から老賢者へ
索引

ドイツ民族主義・神秘主義の申し子として自らをキリストに代わる救世主と信じたユング,ロックフェラー財閥の役割,反ユダヤ主義とナチズムへの接近の真実等々,これまで未公開の資料を博捜してユングの生涯と教義を脱構築した読書界震撼の研究。

◆書評
1999年3月7日、北海道新聞
2000年6月18日、毎日新聞、鈴木晶氏評

◆本文紹介◆
ユングは20世紀の文化や霊的状況に対して相当のインパクトを与えたが、このことを何年も考察しているうちに、私は個人としての彼がローマ皇帝、背教者ユリアヌス(四世紀)に匹敵する人物だという結論に達したのであるった。正統キリスト教に重大な傷を負わせ、ヘレニズム世界の多神教を西洋文明のもとで復興させた人物として匹敵するのである。私のこういう考えがまったくもって思慮を欠いたものであり、造物主になりたいというファンタジーに支配された歴史家の思い上がりであることは重々承知している。しかしそれでも私は思う。しかし、それでも私は思う。さまざまな歴史的、技術的要因−なかでも近代的マスメディア最重要であろう−のおかげで、ユングの場合、ユリアヌスの失敗したところで成功をおさめることができたのだ、と。
DESCREPTIN: ドイツ民族主義・神秘主義の申し子として自らをキリストに代わる救世主と信じたユング,ロックフェラー財閥の役割,反ユダヤ主義とナチズムへの接近の真実等々,これまで未公開の資料を博捜してユングの生涯と教義を脱構築した読書界震撼の研究。

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