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K.ジャミソン 著 田中啓子 訳


躁うつ病を生きる

わたしはこの残酷で魅惑的な病気を愛せるか?


(98.12.25.)

4-7885-0654-8

◆目 次◆
Part One 自由な青い空へ
太陽に向かって/生きるための教育
Part Two 素敵とはいえない狂気
舞いあがる心/遥かなる土星/肢体安置所/テニュア
Part Three この薬、この愛
将校にして紳士/雨が降っていたよね/狂気を見つめる愛
Part Four 躁うつ病を生きる
狂気について/もつれたらせん/クリニカル・プリヴリッジ/ままならぬ気分
エピローグ


原題:AN UNQUIET MIND : A Memoir of Moods and Madness〈Jamison, Kay Redfield〉

四六判

272頁

定価2520円(税込)

時に生きる力を極限まで活性化し,時に死へと誘う躁うつ病というパラドックス。自ら躁うつを病みつつ治療者でもあるという二重のパラドックスを,愛と勇気に支えられて生き抜いてきた女性医学者の胸打つ記録。発売早々欧米読書界で絶賛の書。

◆書評
「日経メディカル」99.2月
「Woman’s EYE」99.3.1  塩浦 章
「毎日ライフ」99.7
「精神療法」99.8月 市川 潤氏評
聖教新聞 99.8.7


◆本文紹介◆
自分の病気について公にする決心について、わたしはずっと心配しつづけている。けれども三十年以上も躁うつ病を抱えてきたことによって得た強みのひとつは、乗り越えられないほど困難なことはめったにないとおもえるようになったことだ。それはチェサピーク湾が嵐のときにベイブリッジを渡っているようなものだ。前に進むのは怖いかもしれないが、あともどりはできない。詩人ロバート・ローエルのきわめて本質的な提案に、わたしはなにかしら慰められずにはいられない…いっそ何があったか言ってしまえばいじゃないか。(「プロローグ」より)

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