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K.プラマー 著 桜井 厚・好井裕明・小林多寿子 訳


セクシュアル・ストーリーの時代

語りのポリティクス


四六判528頁

定価:本体4300円+税

発売日 98.5.25

ISBN 4-7885-0644-0

多くの人々が自分たちのセックスライフについてあからさまに語り始めた――ゲイ/レズビアンであること,あるいは子ども時代からの性的経験の物語。人々の意識に何が起こり,社会と文化がどう変容しつつあるのか? 未踏のセクシュアリティ領域を拓く。

◆本文紹介◆
私たちがセクシュアル・ストーリーの世界に生きているということは、べつに驚くにあたらない。あらゆる社会で、あらゆる形式で、ストーリーが語られるという止むことのない性質は、ますます認められるようになってきている。私たちは、ホモ・ナランズ(homo narrans)、つまり、ナレーターおよびそのストーリーを語る人間(humankind the narrators and story tellers)である、といってよい。社会そのものによって風合いが異なるにせよ、ストーリーの継ぎ目のない織物がいたるところで、人々を離合集散させ社会をなりたたせる相互作用をとおして現れる。(「第T部」より)

◆書評
「週刊読書人」98.8.21 赤川 学氏評
「図書新聞」98.7.25 河口和也氏評
朝日新聞98.7.19 吉見俊哉氏評
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◆目 次◆
はしがき
第T部 ストーリー・ゾーンに入る
第1章 プロローグ
第2章 ストーリーの社会学への招待
第3章 セキュシュアル・ストーリーをつくる
第U部 カミングアウトはいたるところで
第4章 カミングアウト、沈黙をやぶり、回復へ
第5章 女性の文化とレイプ・ストーリー
第6章 ゲイ―レズビアン・ストーリーの近代化
第7章 回復の物語
第V部 世紀末のセクシュアル・ストーリー
第8章 物語とその時機
第9章 変化する後期近代のセクシュアル・ストーリー
第10章 親密性の市民権
終章 ストーリーを超えて?
補論 日本におけるテリング・セクシュアル・ストーリー
訳者あとがき
引用文献/註/索引
原題:TELLING SEXUAL STORIES power,change,and social worlds

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