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今津孝次郎・樋田大二郎 編


教育言説をどう読むか

教育を語ることばのしくみとはたらき


四六判280頁

定価:本体2500円+税

発売日 97.4.5

ISBN 4-7885-0588-6

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「個性の尊重」に始まって「いじめの根絶」まで,教育の場に飛び交う正論や殺し文句は,教育の現実とどれだけ切り結ぶことができるのか。教育にかんするさまざまな言説を具体的に取り上げ,それらに固有なしくみとはたらき,効果を詳細に分析する。

◆本文紹介◆
「個性の尊重」にはじまって「いじめの根絶」まで、教育の場に飛び交う正論や殺し文句は、教育の現実とどれだけ切り結ぶことができるのか。教育に関する様々な言説を具体的にとりあげ、それらに固有なしくみとはたらき、効果を詳細に検証する。
DESCREPTIN:一社会の教育システムが、あるいは学校制度が「個性を尊重」したものになることは非常に困難であり、そのことを深刻に洞察すべきである。しかし、「個性の尊重」は一人の親、一人の教師が子どもと関わる際においてひとつの重要な方針となり得るものでもある。たとえば、とりあえず「勉強が嫌いな」子どもに対して、勉強のできないような人間は生きている資格がないかのようなことは言うべきではないだろう。その子どもの持っている何らかの素質を成長させていけるような関わり方を可能な限りするべきであろう。そしてそれはかなりの程度可能なことだと思われる。

◆書評
「東京大学新聞」98.4.21  特集「新入生に贈る本」刈谷剛彦氏評
「英語教育」98.1月号 書評 河合忠仁氏評
「NES」97.9月号 書評 横山泰夫氏評
「出版ダイジェスト」97.6.21
「中学教育」97.7月号 新井郁男氏評
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◆目 次◆

序「教育言説」とは(今津孝次郎)
第T部 教育の基本方針に関する言説
1「学校は子どもの個性を尊重するところである」(田中節雄)
2「教育は平等でなければならない」(加藤潤)

第U部 教育指導に関する言説
3「教育は教えこみであってはナならない」(森岡修一)
4「学級は“生活共同体”である」(高橋克己)
5「”児童生徒理解”は心の理解でなければならない」(酒井朗)

第V部 教育問題に関する言説
6「子どもの喫煙はよくない」(林雅代)
7「不登校を克服することで一段と成長する」(樋田大二郎)
8「いじめは根絶されなければならない」(伊藤茂樹)
9「体罰は必要だ」(今津孝次郎)
あとがき


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